【2024年7月8日 今日の富士山】

おはようございます。
月曜の朝から富士山見えております!が、暑さで富士山が溶けそうです。
金曜日に子どもが高熱を出し、待ちに待った休日が看病dayに…。
清水の七夕祭りに行く予定でしたが、また来年のお楽しみという事になりました。
昨日は静岡市で40℃の記録的暑さとなったので、逆に行かなくて正解だったかも…?
今日も熱中症警戒アラートが発表され全国的に猛暑になるので、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
それでは今日は“暑気払い”について書いていきます。
「夏バテ」や「暑気あたり」という言葉があるように、夏の暑さはさまざまな体調不良を引き起こします。これらへの対策として昔から講じられてきたのが、「暑気払い」と呼ばれる行事です。
「暑気払い」とは、体にたまった熱気を打ち払う行事のことです。例として、夏バテに効果的な食べ物や飲み物、漢方を口にしたり、川や海、プールに出かけたりすることが挙げられます。
暑気払いを行う時期に明確な決まりはありませんが、一般的には、暑さが気になり始める6月ごろから、暑さが落ち着いてくる9月ごろまでとされています。
暑気払いの歴史は古く、平安時代にはすでに夏の暑さを払う風習があったことがわかっています。
当時行われていた暑気払いは、冬の間に氷室に蓄えた氷を、夏に切り出して食べるというものでした。ただし、冷凍庫がない時代の氷は貴重品だったため、主に貴族の間でのみ嗜まれていたようです。
その後、江戸時代になると庶民にも広まり、暑気払いとして甘酒や柳蔭、枇杷葉湯などが飲まれたり、行水や川遊びが行われたりしていたとされています。
暑気払いと納涼会は似ていますが、実は少し意味が違います。
暑気払いは、「暑さをうち払って元気になる」ことを目的に行いますが、納涼会は「暑い夏に涼しさを楽しむ」ことを目的に行われます。 暑さを取り除くことに重点を置くのか、涼しさを味わうことに重点を置くのかの違いですね。
納涼会のイベントとして親しまれているのが、花火大会や縁日、屋形船での遊覧などです。
また、納涼会を行う時期も、暑気払いと同様に、「いつからいつまで」などと具体的には決められていません。一般的には、7月〜8月に行う人が多いといえるでしょう。
暑気払いには体の熱を冷やす効果があるものや、栄養豊富なものが適しています。
・ウリ科の野菜
一般的に、スイカやメロン、キュウリ、ゴーヤ、トウガンなど、ウリ科の野菜は夏が旬です。水分を豊富に含み、体の熱を下げる効果もあるため、夏バテ対策に適した食材といえます。
・麦
麦は6~7月が収穫期です。利尿作用があり、体にたまった熱を逃がしてくれる効果が期待できます。
麦を使った夏向けの食べ物・飲み物としては、冷や麦、そうめん、麦ごはん、麦茶、ビールなどがおすすめです。
・甘酒
甘酒はブドウ糖やビタミン類、アミノ酸などを含んでいて、「飲む点滴」ともいわれる栄養満点な飲み物です。 現代では冬の飲み物というイメージが強い甘酒ですが、その季語は夏。というのも、元々は夏によく飲まれていたためです。江戸時代には、夏になると甘酒売りが冷やし甘酒を売り歩いていたとされています。
・うなぎ
土用の丑の日によく食べられる食材です。
特徴的なのは栄養価の高さで、ビタミンA、ビタミンB1・B2などのビタミン類や、亜鉛、鉄分、カルシウム、タンパク質などを豊富に含んでいます。
疲れや熱気が体に溜まったままだと、仕事や家事も捗らず、気分が落ち込んでしまいがちです。
そんな時は気分転換に、暑気払いを実践してみましょう。 1人で飲食や温泉を楽しむのも良いですし、友人や同僚を誘って飲み会を企画するのもおすすめです。
今年も暑気払いをして、厳しい夏の暑さを乗り切りましょう!

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