【2024年7月5日 今日の富士山】

おはようございます。
昨日に続き朝から暑いですね。
ちょっと外に出ただけでぐったりしてしまいます。
梅雨はどこに行った?という感じの日々が続き、今日も熱中症警戒アラートが発表されました。
危険な暑さが予想されていますので、こまめな水分・塩分補給や暑さ対策をして、気をつけてお過ごしください。
さて今日の富士山は、雲に邪魔されることなく全景が見えてます☆
霞んで見えにくいのが、この時季ならではとい感じがしますね。
山頂付近は最高8℃前後と、夏でもかなり寒いので、登山の際は防寒着や雨具は必須。きちんと計画し、装備を整えて富士山の素晴らしい景色を楽しんでください^^
金曜日、ラストスパートで頑張っていきましょう!
それでは今日は“蚊”について書いていきます。
じめじめと蒸し暑い季節。蚊の活動が活発になる頃です。
蚊に刺されないためにはどうしたらよいのでしょうか。
蚊が室内に入ってくる理由は、メスが卵を産むための栄養を私たちの血から取るために狙ってくるためです。
蚊はオスもメスも普段は夜露のような水や甘い花の蜜を吸っているのですが、産卵前に必要になるので、相手も命がけで私たちに近づいてきてしまいます。
お腹がペコペコの蚊のメスには私たちの気配はごちそうの香り。
なんとか侵入してこようと寄ってきてしまうので、完璧に室内に入り込まないようにするのはとても難しいです。
ちなみにオスはメスにそっくりですが、一生私たちには興味を持たず、迷子になって近づいてくることはありますが、血は吸いません。
蚊の仲間は世界中に3,500種類以上います。日本には100種類くらい、うち血を吸う蚊が20種類くらい。特によく身の回りで見かける2つのタイプの蚊に注目してみましょう。
1つ目のタイプはいわゆるヤブカ。黒いボディーに真っ白なストライプの『ヒトスジシマカ』をよく見ますね。この蚊は明るい時間に吸血します。蚊の仲間は暑いのが苦手。なので、少し涼しい朝夕、特に夕方によく血を吸いにやってきます。明るい時間からおやすみまでの間によく見かける蚊です。
2つ目のタイプがイエカ。薄茶色のボディーで、周りの色に溶け込むような「アカイエカ」が多いでしょうか。この蚊は暗くなってから吸血します。暑いのが苦手なのは同じですが、この時間帯が曲者です。夜、おやすみー、と照明を消してしばらくしたら耳元で…ぷーーーん…、また、朝起きたら蚊に刺されているのに気が付いて嫌な思いをする正体がこのイエカです。
例外はありますが、蚊は家の中そのもので発生することは少なく、ほとんどの場合外から入ってきているものでしょう。蚊は飛び回っているイメージですが、わずかに歩くこともあります。
屋内に入れないために2つの場所で気を付けてみましょう。
一つ目は窓。窓が開いていたり、隙間があったり隙間があったりすればそこから蚊が入ってきてしまいます。網戸は蚊が入ってこないように作られているのですが、その周りに隙間があれば蚊は入ってきてしまいますので、まずは網戸の周りを点検してみてください。壊れていたら直しましょう。
ですが、一見、破れたり、ゆがんだり、がたついたり、ということがなくても枠の周りに隙間があるはずです。隙間テープをうまく貼ってください。
隙間がうまく埋められたら、次は開け方です。外から虫を入れにくくする網戸の開け方は『網戸は右側』です(一般的な窓で外側に網戸がある場合)。 2枚の窓がある場合、窓を全開にする場合はどちらに網戸があっても大丈夫です。ところが片方のガラス窓を少しだけあけると、網戸と窓ガラスの間に隙間ができてしまいます。この隙間が蚊にとっては絶好の入り口になります。
この隙間、実は網戸を右側にすると生じないのです。あとは右側の窓で開け方の調整をするのが良いですね。どうしても左側に網戸が来てしまう場合は常に窓全開にするしかありません。例外はありますので窓と網戸の開け方、一度ご確認してみてください。
次は玄関です。ただいまー、と家に帰ってきたとき、蚊も一緒に連れて入ってしまっているかもしれません。蚊は私たちの血を狙っています。とはいえ、人を見つけて一目散に刺しに来てはあっという間に返り討ち。
ですので、蚊はなるべく気配を悟られないように、ここだという場所を探して体に着陸しようと私たちの周りを飛びながら偵察しています。慎重な蚊は結構な距離をついてきます。
特に歩いているときは着陸ポイントが絞れないので、旋回しながらチャンスをうかがっています。このとき、蚊は時速5キロくらいまでで追ってきます。歩いている間は十分ついてこられる速度ですね。蚊に絡まれているのに気が付いたら、小走りしてまいてしまいましょう。
玄関に着いて家に入る前に鍵を探したりしながらのんびりしていると、今度は玄関周りで開店待ちをしている蚊が寄ってきてしまいます。さっと開けてぱっと戸締り。おうちに侵入させないようにしましょう。
室内に入ってしまった蚊はまるで忍者のように息を殺し、チャンスをうかがっています。残念ながらいるかいないかもわからないこの状態の蚊を探し出すのはほぼ不可能です。
よく蚊が入ってきてしまうおうちは電気蚊取りか蚊取り線香に頼るしかないかもしれません。こういうグッズは置き場所が重要です。基本的には風上に、蚊が潜みやすい場所に置くことです。おうちの中でどこが風上になるかというと、換気扇からは遠い場所、低くて暗いテーブルの下などの床に近いところに置くのがいいでしょう。
ちなみに蚊取り線香の豆知識ですが、もくもく出る煙には殺虫効果はありません。蚊取り線香は火をつけると煙を上げながら殺虫成分が出ますが、殺虫成分も火で燃えてしまうので、その前に熱くなった部分から殺虫成分が揮発するようにできています。
電気蚊取りや蚊取り線香などの殺虫成分は、人畜毒性はかなり低い薬剤を使っているので、ほとんど害はない成分です。
逆に水中の生き物(特に魚)には毒性が高い成分ですので金魚鉢や水槽があるおうちは気を付けてください。特にエアレーション周りにこういうものを置いたり、殺虫剤をかけたりすると魚たちにはとんでもないダメージを与えてしまいます。
蚊に刺されないようにするには、物理的に、あるいは忌避剤や殺虫剤を使用して化学的に蚊を防ぐしかありません。蚊の入り口が大きく空いていたり、広くて薬剤がいきわたりにくかったりすると対策はとても難しいです。
蚊の口はとても長く、厚手のジーンズの上からでもぷすっと届いてしまいます。夏は薄着になり、露出も増えますが、肌と肌の間に隙間ができる、ゆったりした服を着るのがいいですね。
そのほかにはいわゆる虫よけスプレーが便利です。高濃度のディートやイカリジンという成分の虫よけスプレーが販売されています。
ディートは50年以上の実績を持つ虫よけ成分で、蚊以外にも様々な私たちの血を狙う生き物に効果がある、とても効果は高い成分なのですが、衣服の繊維を痛めることがあり、濃度によって12%のものは生後6か月以上、30%のものは12歳以上の人でないと使用が推奨されないなどのデメリットがあります。
イカリジンはこういう注意事項がありませんが、蚊以外の虫には効果が薄い、ということがあるようです。虫よけを選ぶときにはよく説明も見てみましょう。
虫よけスプレーは虫を殺すのではなく、虫が刺す相手を見失うような効果があります。使い方のコツとしては、シュッとひと吹きした後、手で延ばすことです。
塗り残しがないように露出している体の部分に吹き付け、しっかり手で延ばしてやること、特に死角になりやすい首筋などは手のひらにスプレーして手で延ばしてやりましょう。
汗をかくと流れてしまうので、汗をかきやすい関節などを中心に、汗をしっかりかいたなと思ったら1~2時間くらいでかけなおすのがいいかもしれません。日焼け止めなどのあと、虫よけスプレーは最後で良いです。
蚊は約25~30℃の気温で活発に活動するため、秋頃まで対策が必要です。
アウトドアなどで外に出る機会も増えてくる季節。蚊の生態を踏まえた効果的な蚊対策を実践してみてください。

富士市・富士宮市で不動産をお探しなら【ゆかり】をご利用ください。富士山の見える物件をはじめ、中古住宅・マンション・新築戸建・土地などの売買や賃貸、空き家や空き地の売却査定、不動産相続の相談等を承っております。また、貸店舗やテナント・倉庫なども取り扱っております。出来る限りお客様のご希望に叶いますよう努力致しますので、お気軽にお問い合わせください