【2024年5月22日 今日の富士山】
あいにくの曇り空。富士山が雲の隙間からチラッと見えました。
昼から晴れ予報なので、雲がどいてくれるかもしれません。
登山料の徴収が開始されたり、近くのコンビニに黒幕かかったり、色々と大変な富士山。
観光名所故に注目されますが、基本山は静かに眺めるのが1番だと思っています。
いつも見守ってくれている富士山を大切にしたいですね。
今日は窓を開けていると良い感じに風が入ってきて心地良いです^^
日中は25℃まで気温が上がるようなので、引き続きこまめに水分補給をしてください☆
週の真ん中水曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“どっこいしょ”について書いていきます。
立ち上がるときや、荷物を持ち上げるときなど、ふと口をついて出てしまう「どっこいしょ」という言葉。何気なく使っていますが、どういう意味があるのでしょう。
どっこいしょとは、人間の根底にある五感などを研ぎ澄まし、邪念や迷いを捨て心が清らかになりますように、という意味のお祈りの言葉です。
このどっこいしょには語源となる言葉があります。それは『六根清浄』という言葉です。
山岳信仰という山そのものを神様とする宗派があり、その修験者は、山に登ることで身と心を清めます。
修験者の山登りの起源は7世紀ごろで、登るときに、運動部が練習で発するような「イチ、ニ」「サン、シ」という掛け声を、先導者の「六根清浄」という掛け声に続いて同じように唱え、何度も繰り返しながら山頂を目指します。
険しい山を登りながら必死に唱えるうちに、だんだんと言葉が崩れて、「六根清浄」が「どっこいしょ」という響きに変わっていったそう。
修験者ではない一般の山登りをする人も、修験者のまねをして唱えるようになり、それから山登りをしない人にも広まっていって、力むときなどの掛け声として定着していったと考えられます。
ちなみに、六根とは人間の五感の視覚、聴覚、味覚、触覚の5つの感覚に、考える「思考」の能力を足したもの。この6つの感覚を研ぎ澄まして清めていこうというのが、「六根清浄」なのです。
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