【2024年1月31日 今日の富士山】

おはようございます。
いつもより暖かかったからか、久しぶりに二度寝してしまい危なかったです。
今朝は笠雲を被った富士山。晴れていますが、夜から雨予報です。
今日も日中は3月並の気温!だんだん日が長くなってきたのを感じます。
梅の花が咲き出しているところもあるようですね^^
春はすぐそこかもしれません。早くお花見がしたいです。
1月も今日で最終日。年が明けてからなんだかんだあっという間でした。
2月に向けて、今日は最後まで頑張っていきましょう!
それでは今日は“金時豆”について書いていきます。
金時豆(きんときまめ)はインゲンマメの代表的な種類で、原産地は中南米です。
金時豆は6世紀末にヨーロッパを経由して中国に伝わり、日本には7世紀に伝わってきたと言われています。現在は主に北海道で栽培されており、その中でもよく知られている品種が大正金時です。
この大正金時は、昭和初期に北海道十勝地方の幕別村で発見され、大正村(現在は帯広市の一部)で量産されたことからその名が付きました。
その後、品種改良が進み北海金時、福勝(ふくまさり)、福良金時(ふくらきんとき)、福寿金時(ふくじゅきんとき)などの種類が育成されています。
金時豆は栄養価が高いのも大きな魅力。なんとポリフェノールの含有量は大豆の三倍です。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、身体の中の有害物質の活性酸素を除去してくれる効果があります。
さらに食物繊維も豊富で、大豆の1.7倍も含まれています。
金時豆は、このような栄養価の高さと美味しさから、さまざまな料理に使われています。
特に、煮豆や洋風の煮込み料理、甘納豆の原料として多く使われているのは皆さんもご存じでしょう。ちなみに白金時豆は、白餡の原料としても利用されています。
ところで、この金時豆の名前の由来について皆さんはご存じでしょうか?
「金時」の名前はあの、昔話の金太郎のモデルであり、平安時代後期にかの酒呑童子を倒した四天王の一人である坂田金時の赤い肌に由来していると言われています。
坂田金時は、幼少期から赤ら顔が特徴的であったと伝わっています。この赤ら顔が金時豆の皮の赤紫色によく似ていることから、「金時」と呼ぶようになったのです。
実際、金時豆はこの赤紫色が何よりの特徴で、赤いんげん豆と呼ばれることもあるほどです。
また、金太郎の母親は赤い龍と結ばれる夢を見て、そうして真紅の赤ん坊・金太郎が生まれたという伝説もあります。この伝説も、「金時豆」の名前の由来として語られることが少なくありません。
ちなみに、金太郎の子供の名前は坂田金平といい、金平ゴボウの由来として知られています。
さて、もともと日本では、豆と霊的な力を結び付けて考えられることが珍しくありません。これは古代からの穀霊信仰に由来しています。
五穀(米、麦、ひえ、あわ、豆)は生命を育む重要な食物であり、それぞれに霊的な力が宿ると信じられてきました。
特に豆はその力が強く、悪霊を退散させる力があるとされ、節分の豆まきなどの儀式に用いられてきました。
これは、豆の生命力の強さから連想されたイメージだと思われます。豆類は四季を通じて育つことから、生命の再生や繁栄を象徴するとも考えられてきたのです。そのため、豆は祝い事や祭りの際にもよく使われ、人々の生活の中に深く根ざしてきました。
金時豆もまた、その豊かな色と形、味わいから、特別な力を持つとされてきたのです。坂田金時という人並外れた力を持つとされるヒーローの名前が与えられたのも、ゆえなきことではないのです。
現代社会では、こうした豆と霊的な力との関連性は薄れつつあります。それでも、節分の豆まきやお正月のおせち料理に豆を用いるなど、古い習慣の名残は今もなお私たちの生活の中に息づいています。

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