【2024年1月29日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は1~2℃でしたが、日差しの温もりのおかげで気温より体感は暖かいです。
雲一つない快晴で綺麗に富士山が見えました♪
先週積もった雪はすぐ溶けるかと思いきや、今も裾野の方まで残っていますね。
絶景で朝から癒されました^^ 気が付けば今週はもう2月に入ります。
本格的にスギ花粉シーズンへと突入。
一昨年あたりから花粉症かな?と思われる症状が出てきたので酷くならないよう早めに対策しようと思います。
体調に気をつけながら、慌しい月末を乗り越えていきましょう!
それでは今日は“ETCの愛称”について書いていきます。
国土交通省のホームページによると、2023年10月時点でETC利用台数は1日あたり約829万台、利用率は94.4%にも上っており、自動車ユーザーに広く浸透しているといえるでしょう。
またETCは「Electronic Toll Collection System(電子式料金自動収受システム)」の略であり、ETC車載器にクレジットカードを挿入した状態でゲートを通過すれば、無線で情報が交信され自動的に料金が支払われる仕組みです。
一般的には「イーティーシー」と呼ばれますが、実は過去には「イーテック」という愛称が付けられていました。
そもそも、ETCは2001年3月から千葉地区の東関東自動車道や京葉道路、沖縄自動車道など63箇所の料金所で運用が始まり、その後全国に拡大していきました。
いまでこそ広く普及しているETCですが、運用開始当初の2001年4月の利用台数は1日あたりわずか6000台、利用率も1.1%と非常に低調でした。
そのような状況の中、国土交通省は自動車ユーザーにETCを広め、親しみをもってもらうという目的で2001年7月、一般の人から愛称を公募する「ETC愛称コンテスト」を開催します。
愛称候補としては「E-スルー」や「スルースルー」、「パスウェイ」など複数の案があがっていたものの、約7000通の投票の結果、「E-テック(イーテック)」が選ばれました。
なお、このイーテックには「ETC」の読み替えを意識し、「E」にテクノロジーを感じさせる「テック」を組み合わせるという意味が込められています。
当時はSAたPAにイーテックを周知するポスターが貼られていたほか通行料金の割引関係書類に「イーテックと呼んでください」と掲載されるなど、国土交通省をはじめ高速道路各社が愛称の浸透を図っていました。
では、このように積極的に周知していたにもかかわらず、なぜイーテックは普及しなかったのでしょうか。
ハッキリとした理由は分かっていませんが、過去に国土交通省と関係者が中心となって開催した議会では、「ETCという言葉の表示を変えないままイーテックと読むよう周知した結果、利用者に浸透しなかった」と言及しています。
つまり、アルファベットの並びが「ETEC」であればイーテックと読めるため違和感なく浸透していた可能性もあるといえるでしょう。
さらに愛称が普及しなかった理由として、当時はユーザーのETCに対する関心が低かったことが挙げられます。
現在ETC車載器は安ければ5000円台から購入できますが、ETCの運用が開始された2001年頃はETC車載器の価格が3、4万円程度と高価であり、気軽に利用できるとは言いがたい状況でした。
加えて、ETC車載器の購入支援やETC車を対象とした料金割引、マイレージサービスなどが始まったのは2003年からであり、それ以降にETC利用率が爆発的に増えていきます。
2001年頃はそれらの恩恵が受けられなかったため、ETCにあまり関心が持たれなかったのも致し方ないといえるでしょう。
そのほか、販売されていたETC車載器の音声案内が「イーティーシー」呼びであったことも「イーテック」呼びが広まらなかった一因と推測されています。
ETCの正式名称は「Electronic Toll Collection System」、いまでは「イーティーシー」と呼ばれるのが一般的ですが、「イーテック」とどちらで呼んでも間違いではありません。

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