【2024年1月25日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は雲のない快晴!富士山がばっちり見えました☆
山頂の雪煙は昨日より落ち着いてますね。まだたっぷり雪が残っている状態です^^
それにしても寒い!今朝は氷点下まで気温がさがったようで、口を開けば寒いしか言葉が出てきません。
比較的暖かい地域なので、寒さに弱いのでしょうか。
冬は虫が少ないのが嬉しいですが、さすがに春の暖かさが恋しくなります。
体調を崩さないよう暖かくしてお過ごしください。
それでは今日は“石鹸”について書いていきます。
石鹸は、最古の洗浄剤としてなじみの深い界面活性剤ですが、その表記には「石けん」「石鹸」「セッケン」「せっけん」と4パターンありますね。
JIS規格では「石けん」と表記します。これは「鹸」が当用漢字には無いためです。
化学系の学会では「セッケン」もしくは「せっけん」と表記します。特に「セッケン」は界面活性剤として表記する際に使われます。出版関係やその他では「石鹸」か「せっけん」が多く、これは漢字とひらがなを混ぜる表記を避ける傾向にあるからです。
石鹸は現在でもよく使用されており、洗濯洗剤でも頻繁にしようされています。
それは石鹸が他の界面活性剤に比べて、洗浄性に優れているからです。
その理由として、沢山の脂肪酸を持っており、それが鎖状に長く連なっています。その脂肪酸は油汚れなどと親和性が高く、鎖状が強力に汚れに巻付いて取り去るからです。
しかし欠点として、高濃度で使用しなければならない事、水に溶けにくい事と水の硬度により石けんカスとなる事、それに関連して冷水ではあまり洗浄力を期待できない事です。
それを補うために市販の洗剤では複数の界面活性剤と合成してあります。
このことにより、互いの欠点を補完しながら比較的低濃度で、また低い水温でも使いやすいように調整してあるのです。
石鹸は、泡がたっぷり豊富な状態では界面活性がよく働くのに対し、泡の無い状態ではその働きを容易に失うという大きな特性があります。
化粧せっけん、せっけんシャンプーにおいても、水で洗い流すとそれ以上皮脂を取ることがありません。
人体や環境への影響を考えた時、ここが大きな利点になります。肌への刺激が少ない洗浄剤を選び、肌の油分を取りすぎないことが、肌をケアする上では重要です。
また河川に排出された後、石けんカスは微生物の栄養源となり、最長2週間で水と二酸化炭素に最終分解されます。自然環境へ過大な負荷をかけないところも、せっけんの特性でしょう。
このように多くの利点のあるせっけんですが、使い方次第では本来の働きを十分発揮できず、洗浄力が弱かったり、石けんカスが残ったり、洗濯物が黄ばんだりすることもあります。せっけんの長所・短所をよく理解すること、そしてコツを押さえた正しい方法で使用することが大切です。
石鹸は、紀元前四千年ごろには、すでに製造されていたそうです。それが現在においても洗浄剤の第一線にあることは、本当に石鹸って凄いと思います。
今この時の1回の洗浄が、環境に、自分のお肌に、どのように影響するのか。ひとりひとりが考え行動することで未来はまた少し良い方向に変わっていくかもしれません。

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