【2024年1月24日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は寒波で一段と冷えましたね。車の外気温表示は1℃…凍えてしまいそうです。
予想最高気温は9℃と一桁。富士市で一桁は極寒の域です。
日本海側は大雪だそうで気をつけていただきたいですね。
被災地を含めて影響が出ないことを願っています。
そんな今日も真っ白富士山がお目見えです!
山頂付近は風が強いのか、雪が舞っているように見えます。
富士山を眺めながら温かいカフェラテを飲むのが最近の癒しです。
上手に休息をとりつつ、水曜日も頑張って乗り切りましょう!
それでは今日は“インフルエンザ予防効果のある飲み物”について書いていきます。
インフルエンザの流行が続いており、感染防止のためにも手洗いやうがいなどの徹底が大切です。そんな中、ネット上では「緑茶でうがいをすると、インフルエンザを予防できる」「紅茶がインフルエンザウイルスを無力化する」という内容の情報が上がっています。
緑茶や紅茶がインフルエンザの予防に効果的なのは、本当なのでしょうか。
緑茶に関しては、国内外で実際にヒトを対象とした臨床研究が積極的に行われており、予防効果について、『システマティックレビュー』『メタアナリシス』といった最上位のエビデンスがそろい始めています。これらのエビデンスにはうがいや飲用に関する論文が含まれており、うがい、飲用ともにインフルエンザの予防効果が認められているようです。
こうした情報が『揺るぎない事実』として医学の教科書に記載されるのは、だいぶ先になるとは思いますが、いずれはこの方向に進むと思われます。現時点で緑茶のうがいや緑茶の飲用が、インフルエンザの予防に効果的なのは、ほぼ間違いないと考えられています。
紅茶に関しては、緑茶と違って論文の数が圧倒的に少ない状況です。さらに論文の大部分が試験管や動物を用いた『基礎研究』にとどまっているため、情報量が緑茶よりも桁違いに少ない状態です。そのため、エビデンスの数では緑茶の足元にも及びません。
しかし、発表されている基礎研究のほとんどがインフルエンザの予防効果を示唆しており、中には緑茶より効果的だと結論付けている研究もありました。また、うがい、飲用ともにインフルエンザの予防に効果的なようです。
数は極めて少ないですが、最近は臨床研究も行われるようになりました。また、研究の対象者を2つ以上のグループに無作為に分け、治療法などの効果を検証する『ランダム化比較試験』も行われており、紅茶の飲用により、『上気道感染症』を予防したと報告している研究もあります。ランダム化比較試験はエビデンスレベルが高いことで有名です。
学術的な論文が少ないため、結論を出すのは早すぎますが、こうした論文から、『紅茶にもインフルエンザの感染予防効果があるだろう』と言われています。あまりにも論文が少なすぎるため、今後結論が覆ることも十分にあり得ますが、紅茶好きな方にとっては、うれしいデータですね。
ミルクティーにした場合、インフルエンザの予防効果が弱まる可能性については、紅茶のインフルエンザの予防効果に関する基礎研究の論文を書いた研究者が述べているようです。
この研究者によると、予防効果が弱まるのは、有効成分が牛乳のタンパク質に取り込まれてしまうことが原因だということです。
基礎研究の最中に発見された経験的事実と思われるため、インフルエンザの予防を意識して紅茶を飲む場合、牛乳を入れるのを避けるのがよいでしょう。
インフルエンザ予防の柱は、まずワクチンです。『紅茶、緑茶を飲んでいる』『毎日、うがい、手洗いをしている』からワクチンを接種しなくて良いと考えるのは誤りです。
最高のエビデンスを持ち、効果が明らかなインフルエンザワクチンをきちんと接種した上で、補完的な予防手段を組み合わせてみてください。

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