【2024年1月15日 今日の富士山】

おはようございます。
週明け月曜日、現在の気温は5℃。寒いけれど日差しが出ているで、なんとか耐えれます。
13日に東京都心で初雪が観測されるほど、上空に流れ込んでいる寒気は今季最強クラスだそうです。
気温は昨日よりも低くなるところが多いので、暖かくしてお過ごしください。
そんな今朝の富士山!
頭上には笠雲…?空と雲がいい味を出してますね^^
時間を忘れて眺めてしまうほど、ずっと見ていても飽きません。
強風・乾燥注意報が出ているので、火の取り扱いにはくれぐれもご注意を。
今週も頑張っていきましょう!
それでは今日は“冬の暮らしに潜む危険”について書いていきます。
SNSで「フリースを着て料理をしていたら服に火が付いた!」という投稿が話題になっています。これは「着衣着火」といって、着ている衣類に火が付くことをいいます。NHKのニュースによると、2022年の間に101人が着衣着火で命を落としたそうです。決して少ない数の事故ではないですね。
着衣着火しやすい素材は化学繊維が挙げられますが、天然素材のものも決して火が付かないわけではありません。むしろ気をつけたいのは服の形状。ガスコンロの火に近い袖口やお腹周りがフワフワやモフモフしているとちょっとしたことで火が付いてしまいます。
これはガスコンロだけでなく、お仏壇のろうそくや焚き火などでも同様です。キャンプのときに防寒のためマフラーをしている人も、火に近づくと危険です。
安全を期すには、防炎素材のエプロンやアームカバーをつけて調理をしたり、火元に近づくときは袖をまくったり、姿勢を変えることで垂れやすいものを身につけないなど、もう一度服装をチェックすることを心がけましょう。
ストーブの上にやかんがある風景は、昭和の時代によく見かけたものです。ストーブの熱で室内が乾燥するため、やかんを置いて蒸気を出し、加湿することが目的でした。
しかし、「ストーブの上のやかん」にも危険が潜んでいるのです。こちらも富士ホーローから情報発信され話題となりました。
『ホーロー製のケトル・やかん・ポットをストーブの上には絶対に乗せないでください。メーカーとして推奨しておりません。(富士ホーローのポストより)』
理由として以下のことが挙げられています。
『・水が蒸発した状態でストーブの上に乗せ続けると空焚き状態になり、ひび割れ・剥離の原因になります。
・また、空焚きの状態で水を入れたりシンクに置いてしまうと、こちらもヒートショック(温度差による急冷)によりひび割れ・剝離の原因になります。
・万が一お湯が吹きこぼれた場合、ガスコンロと違い自動消火機能がないため、ストーブが不完全燃焼状態となり有毒ガスが発生する場合があります。
・ストーブ本体・ケトル等が転倒し、火傷などケガをする可能性があります。(富士ホーローのポストより)』
ホーロー製のやかん以外でも、吹きこぼれたときの危険は同じなので避けたほうがいいですね。ストーブを使うときは、一緒に加湿器を運転させるというのが安全な方法でしょう。
洗濯物が乾きづらく、また室内が乾燥しやすい冬には、ストーブの上で洗濯物を乾かしたくなりますが、これも危険です。2023年12月5日に北海道で起きた火災は、室内で干していた洗濯物がストーブの上に落ちたことが原因でした。
ストーブの真上でなく少し横へずらして干していたとしても、人が動いた拍子に洗濯物がストーブの上に落ちるということも考えられます。ストーブをつけた状態で洗濯物を室内干しする場合は、十分に距離を置いた場所で干すようにしましょう。
暮らしの中で今まで何気なくやっていたことも、たまたま運よく事故にならなかっただけで、実は危険が潜んでいるということが多くあります。
身のまわりをもう一度点検し、安全に暮らせるよう心がけましょう。

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