【2023年12月20日 今日の富士山】
今朝は雲が多めの空の下、富士山がしっかり姿を見せてくれました。
晴れ予報ですが、笠雲がかかっていますね。
予想最高気温は17℃。昨日より寒さは和らぎそうですよ。
最近市内では火事が相次いでいます。エアコンの室外機が突如爆発したという火事も。
また、エアコンを掃除する際の洗浄液が内部に入り、火災が発生することもあります。エアコンの取り扱いには注意して安全に使用してください。
弊社は今月28日から年末年始休業に入るため、今年の営業日が残すところ1週間となりました。
年賀状は終わったし、あとは掃除のみ!今日は廊下や事務所の床を磨く予定です☆
気持ちよく年越しを迎えられるよう、ラストスパート頑張っていきましょう!
それでは今日は“牛乳と乳飲料”について書いていきます。
スーパー等の牛乳が並ぶコーナーには、同様のパッケージですが、生乳50%未満の「加工乳」や「乳飲料」なども陳列されています。牛乳そっくりの「乳飲料」にはどういったニーズがあり、どう使い分けたら良いのでしょうか。
市場の約75%を占めるのは、一般的に「牛乳」と呼ばれている「成分無調整牛乳」。もっとも生乳に近いため、コクや風味を楽しめるのが特徴です。
これに対して、「成分調整牛乳」は生乳から水分や乳脂肪分などの一部を除去しているため、キレがあり、すっきりとした味わい。より脂肪を気にする人のために、さらに乳脂肪分を除去したものが「低脂肪牛乳」。さらに、乳脂肪分が0.5%未満で、ほとんど脂肪が入っていないのが「無脂肪牛乳」です。
乳飲料は、嗜好性を高めるために、生乳をベースに、果汁やコーヒー、栄養性を高めるためにビタミン等の乳製品以外の原料を加えたもので、加工乳は、脱脂粉乳やクリーム、バター等の乳製品を加えた製品です。あえて脂肪分を高めた濃厚タイプや、『高タンパク・高カルシウム』など、栄養機能を訴求した商品もあります。
それぞれに味や価格の違いがあり、細分化したニーズに合わせて展開されています。同じ1杯でも、より多くの栄養素を摂りたい人は「乳飲料」や「加工乳」を好む傾向にあります。
一見同じに見える「牛乳」と「乳飲料」を見分けるには、パッケージ側面の種類別名称を見るのが確実です。「乳飲料」は“大きな文字で書く”という規約があり、「コーヒー“牛乳”」といった表記も禁じられています。「加工乳」も必ず側面に表示がありますが、それでも間違う人は多いので、ぱっと見でも見分けられる方法があります。
各メーカーの任意表示ではありますが、屋根型紙パック500ml以上のサイズの『成分無調整牛乳』は、目の不自由な方が触って分かるように、紙パックの開け口の反対側が凹んだ仕様になっています。それ以外の製品は凹みがなく、平らになっているので、いわゆる普通の“牛乳”を買いたい人は、パック上部の“凹み”があるものを選べば間違いありません。
これまで、“普通の牛乳を買いたかったのに、間違えて加工乳や乳飲料を買ってしまった…!”と言うネガティブな声が散見されていましたが、ここ最近、「加工乳」や「乳飲料」を進んで選ぶ人が増えてきているようです。その背景にあるのは、高まる健康志向と物価高騰。
メーカーが生産者団体から仕入れる乳価は、ここ1年で2段階ほど高騰。牛を育てる飼料や紙パック資材の高騰などの影響もあり、1年前に比べると、店頭では 30~40円値段が上がっているのです。
牛乳は日用品のため家計への影響が大きく、一番価格の高い『成分無調整牛乳』の売上数量は減少傾向にあります。代わりに、価格を抑えられる『加工乳』や『乳飲料』の売上が伸びています。
牛乳を購入する世代は、40~50代女性の比率が高め。実際は夫や子どもなど、家族が飲んでいる場合も想定されるので一概には言えませんが、20~30代の若い世代からは比較的価格が安い物が好まれる傾向に。小さい子どもがいて消費量が多い場合は、効率的に栄養が摂れる「乳飲料」を求めやすいようです。
逆に、『PREMiL』など栄養強化型の乳飲料は、シニア層の構成比が高く、720mlでカルシウムが牛乳の2倍と、カルシウムが不足しやすい高齢者の健康課題にも目を向けたセレクトになっているようです。
また、世の中の健康志向の高まりに合わせて、豆乳やオーツミルク、アーモンドミルクなど、ミルクの選択肢はさらに広がっていくことが予想されます。
近年は、子どもの給食でも「ごはんと合わない」として、“牛乳不要論”が議論されることもしばしば。しかし、Jミルクではミルクの合う「乳和食」のレシピを提唱。例えば、牛乳と納豆を合わせた「ミルク納豆」は、納豆のタレを半分入れた後に、小さじ2杯の牛乳をプラス。減塩にもなり、栄養価がアップするなど、新たな牛乳の可能性を提示しています。
また、“おなかにやさしい牛乳”として『A2ミルク』もネクストトレンドとして世界的に注目を集めています。飲んだ時におなかを壊しづらいことから、オーストラリアやアメリカなどで需要が高まっており、流通量が少なく高価ですが、国内でも日経トレンディ「24年ヒット予測」に選出されるなど、日本人の7割が乳糖不耐症と言われる中、健康志向の高い人たちの間で話題になっています。
カルシウムやタンパクだけを摂りたいというニーズではなく、複合的な栄養価を摂りたい需要が高まり、個々の健康課題に即した物が求められるようになっていくと思われるので、栄養価を付加した『加工乳』や『乳飲料』は、今後も伸長していくことが期待されています。
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