【2023年9月19日 今日の富士山】

おはようございます。
シルバーウィークも終わり、あっという間に9月も後半。まだまだ残暑厳しいですね。早くも暑く、汗が止まりません。
今日は朝から富士山が見えましたが、天気が不安定のため、にわか雨に注意が必要とのこと。
この3連休中、何年かぶりに傘を買いました。いつ雨が降っても準備OKです^^
明日から彼岸入り。近所にも彼岸花が咲き始めました。目を引く鮮やかな紅色の花。子どもの頃はこの赤い色が怖くてしかたなかったのですが、大人になるにつれて綺麗だなと思うようになりました。
暑さ寒さも彼岸まで…と言いますが、今年は当てはまらなさそうですね。
引き続き熱中症、コロナ、インフルエンザに気をつけて今週も頑張っていきましょう!
それでは今日は“金木犀”について書いていきます。
街を歩いていると、どこともなく漂う甘い香り。香りの正体は「金木犀(キンモクセイ)」。金木犀は庭先や公園に植えられ、道行く人に秋の訪れを知らせるかのように、香りを漂わせます。
金木犀の原産国は中国で、高さ5~6mほどの常緑性の高木。9月から10月になると、オレンジ色の小さくて可愛らしい花が密集して咲きます。
香りが強く、沈丁花(ジンチョウゲ)、梔子(クチナシ)とともに、三大香木と言われています。
その香りは昔から芳香剤などにも使われ、最近では香水やボディクリーム、ハンドクリームなどコスメ用品にも良く使われるようになり、9月にもなると、コスメ売り場などで店頭に並んでいるのを見かけます、
また中国のお酒で、白ワインに金木犀の花を漬けてできた桂花陳酒(けいかちんしゅ)もよく知られています。
金木犀の花言葉は「謙遜」「気高い人」「真実」。
甘く芳しい匂いを漂わせるのに、見た目はあまり目立たず控えめな花の様子から「謙遜」という花言葉が、また花の散り方が高貴で潔いことから「気高い人」という花言葉がつけられたそうです。
「真実の愛」もまたその香りからつけられた花言葉です。
数キロ先までも届くと言われる金木犀の強い香りは、離れていても変わらぬ愛情の深さや、嘘偽りない一途な愛を連想させるからと言われています。
金木犀の犀は動物の犀(サイ)のことです。
モクセイの木の樹皮が動物のサイの皮膚に似ていることから、名前に含まれるようになったのだとか。
金木犀は晴れの日よりも曇りの日の方が香りを感じやすいと言われています。雨の前後に、土の匂いを感じたり、草花の匂いを感じたりした経験がある方は多いかもしれません。曇りや雨の前後は空気中の水蒸気が多くなり、香りの分子が空気中に留まりやすくなります。また風が穏やかだと、さらに長い間、香りを感じられやすいのです。
気象庁では「生物気象観測」として、毎年全国の気象官署で、さくらやうめ、あじさいなどの開花した日を観測しています。金木犀の開花や香りの観測はありませんが、さくらやあじさいの開花のように、金木犀の香りで季節を感じる方は多いですよね。
個人的に自分自身がその年初めて金木犀の香りを感じた日を天気とともに記録しておくと、自分だけの素敵な観測日記になるので、ぜひ記録しておくのもおすすめです♪

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