【2023年8月25日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝はまた台風が発生し、ダブル台風状態になりましたね。
新たに発生した台風10号は本州に影響がありそうなので、今後の進路情報など確認しておく必要がありそうです。
そんな今日は快晴!綺麗な青空が広がっています♪
雲に邪魔されることなく富士山全体が見えました!
昨日の雨で空気が澄んでいるため鮮明で綺麗です^^
日差しがあって風がないので、朝から体に堪える暑さ…。
まだまだ暑い日が続きますね。広い範囲で猛暑日となるようですよ。
8月最後の金曜日も熱中症対策を十分に行ってお過ごしください。
それでは今日は“夏と怪談”について書いていきます。
この時季になると、テレビで怪談番組が放送されたり、お化け屋敷が大盛況だったり、夏=怪談というイメージが定着しています。
すでに江戸時代・中後期には、「夏の怪談」が庶民の間で流行していたとか。
当時の庶民の娯楽として絶大な人気を誇ったのは、歌舞伎でした。歌舞伎を上演する芝居小屋は、いつもにぎわっていました。
しかし、当時の芝居小屋は、もちろん空調設備などもなく、暑い時期は客入りが悪かったと言います。
なかなかお客さんが集まらないので、劇場関係者や主役級の役者は地方巡業に出たり、休暇をとってしまう。
そこで、思いついたのが怪談物でした。
演じるのは、若手の役者たち。
本水や早変わり、幽霊の宙づりなど、大がかりな仕掛けがあれば、人気俳優はいなくても盛り上がります。
ひと味違う大仕掛けの舞台はウケて、怪談狂言は人気演目になっていきました。
「牡丹燈籠」「四谷怪談」「番長皿屋敷」などおなじみの江戸の三大怪談も大流行。
葛飾北斎も怪談を「浮世絵」として描くなど、一大怪談ブームも起こっていったのです。
「夏は怪談」が、定番となったのは、興業目的だけでなく、やはり夏にお盆があることも関係しているでしょう。
先祖の霊が戻ってくるこの季節、自然と「あの世」も近くに感じたのではないでしょうか。
また、夏は日が長いので、怪談話に花を咲かせるのも、よい娯楽だったのかもしれません。
今でこそホラーというジャンルがありますが、昔から日本人は怪談話を楽しんでいました。それは「百物語」という怪談会です。
新月の夜に数人で集まり、一人ずつ怪談話をしていきます。
火の灯ったロウソクを100本置き、話を終えるとロウソクの火を一本ずつ消していきます。
そして100本目のロウソクが消えたとき、「怪」が現れるとされていました。
今でいう肝試しのようなものだったとされます。
怖いけれど見てみたい、聞いてみたい、という「怖いもの見たさ」の心理は今も昔も変わらぬものなのでしょう。
庶民が喜ぶ楽しみを、あの手この手で生み出した江戸文化の怪談は、今でも歌舞伎や落語の演目として親しまれています。
ぜひ、夏の涼のひとつに「怪談話」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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