【2023年8月2日 今日の富士山】
昨日の雷雨から一変、綺麗な青空が広がり夏の日差しが戻ってきました!
富士山は雲の帽子を被って暑さ対策をしているようです^^
今日も熱中症警戒アラートが発表されていますね。朝から干からびてしまいそうです。
最近では地球温暖化から「地球沸騰化」という言葉に改められ話題になってますが、それほど世界的に暑さが増してきているということなのでしょう。
アメリカでは、転んだ人が高温になったアスファルトでヤケドをするケースが続出しているのだとか。犬の散歩で肉球がヤケドしてしまったり、公園の遊具でヤケドしてしまったり、思いがけない場所にヤケドの危険が潜んでいるのでご注意ください。
週の真ん中、水曜日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“夏の血流改善”について書いていきます。
暑い外からキンキンに冷えた室内に入ると、すっと汗がひいて気持ちがいいですよね。ですが、そのまま冷房を弱めずにその部屋にとどまっていると、だんだんと手足が冷たくなって、頭がぼーっとしたり、だるくなったりしませんか?
実はこれは血流が悪くなっている証拠です。
ほうっておくと、指先や足先の毛細血管の血液が入れ替わらなくなり、実質、「死んだ血管」になってしまう恐れが。そして、一度死んだ血管は元には戻りません。
こうした問題をそのままにしておくと、血液が行き届かない細胞に毒がたまり、あるとき一気に怖い病気が押し寄せてくるおそれがあります。
そもそも、血流とは何なのでしょうか。日本人の五大死因は、「がん、心臓病、老衰、脳卒中、肺炎」。これを見ると、病気を予防したり、特定の臓器だけをケアしておけばいいと思われるかもしれません。
しかし、そうではありません。「健康の源は血流である」ためです。
血流こそが全身37兆個の細胞一つ一つに栄養と酸素を送り届け、老廃物を洗い流す役割を担っているからです。
生きていくために重要な臓器、たとえば心臓や肺、腎臓なども、元をたどれば一つ細胞からできています。そして、それらの細胞に栄養を送ることができるのは、血流だけです。
病気とまではいかなくとも、冷えやしびれ、むくみや痛みに悩まされる人が増えるのも、血流が理由です。手足の冷えやしびれは、毛細血管の先の先まで十分な血液が届いていないことを示す症状。簡単にいえば、細胞に本来必要な酸素と栄養が足りないことへのSOSです。
こうした症状を緩和するには、血流を改善し、1分間で体内をめぐる血液を体のすみずみまで届けきること。そうすれば、細胞が求めている酸素と栄養を絶え間なく運び、老廃物をためずに運び出すことができます。
おすすめの血流改善法は、みぞおちまでつかる半身浴。
気をつけたいのが、お湯の温度です。
高齢者になればなるほど熱いお風呂を好む傾向がありますが、これは皮膚の「温熱感受性」の劣化によるもの。
皮膚の表面には、温点・冷点と呼ばれる温度を感じとるセンサーがあり、この数は年齢を重ねるごとに減っていきます。なかでも、湯船に入るとき、最初にお湯に触れる足先の温点・冷点は、20代に比べ、70代では3分の1ほどに。
その結果、熱い、冷たい、の識別が鈍くなり、子どもなら「絶対ムリ!」と飛び出すような湯温でも、おじいちゃんおばあちゃんは肩までつかることができるわけです。
夏場、ちょうどこの時期、本人には「暑い」という自覚がさほどないのに、熱中症で倒れる高齢者が多いのもこのためです。
しかも、長時間クーラーにあたって手先、足先が冷えている状態から長風呂することは、疲労、脱水、血管虚脱といった症状を引き起こす可能性があり、かなり危険な状態。
湯温は自分の肌感覚だけではなく、「数値」で見て把握しておくべきです。
温度は、ぬるめのほうがリラックス効果が高まるということがわかっていますので、ぬるめがおすすめです。
ぬるめの湯温とは、夏なら38℃、冬なら40℃。一方、41℃以上が熱めになります。
ぜひ、夏バテで体が疲れたときは、ぬるめのお湯につかりましょう。お湯の量は、先ほどお伝えしたように、みぞおちまで、です。
これで副交感神経が働き、末梢血管が拡張。5分の入浴で、白血球、リンパ球、がんを倒すNK細胞などの免疫細胞が増えることがわかっています。暑い夏こそ、血流改善をしていきましょう!
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