【2023年8月1日 今日の富士山】

おはようございます。
今日から8月スタート!曇り空ですが、富士山が姿を見せてくれています!
黒いシルエットでくっきりと♪かっこいいですね♪
昨夜なんと頂上付近では雪や雹が降ったのだとか。まさかのこの時期にびっくりです!
心地よい風が吹き、比較的涼しい朝^^
この体感が続けば良いのですが…最高31℃予報となっているので引き続き熱中症にはお気をつけください。
今月も気合い入れて頑張っていきましょう!
それでは今日は“理想も寝姿勢”について書いていきます。
連日の猛暑を乗り切るために大切な「睡眠」。
布団に入って5分以内に寝られるという方は、寝つきが良いのではなく睡眠が「足りていない」証拠です。
寝付くまでの平均がだいたい10分なので、5分以内に寝ている人は「寝落ち」しています。
覚醒をシャットダウンしなければいけないくらい、実は疲れているという証拠なのです。
質の良い睡眠をとるには、まずは「寝る姿勢」です。
寝苦しい夏の夜に理想的な寝姿勢は、「横向き」です。
仰向けで寝ると、敷き布団と背中が密着して熱がこもってしまうので横向きで寝るのが好ましいです。
熱がこもると快眠できないのには理由があります。
まず熱がこもることで脳と体の温度が上昇します。すると体温を下げるため、脳が「汗をかけ」と指令を出します。そして脳が休めずに、睡眠の質が下がってしまいます。
人によってはもちろん仰向けの方が寝やすいなどありますので、室内環境が快適であれば仰向けが必ずしも悪いわけではありませんが、やはり「いびきのある方」や「寝汗をかきやすい方」、「自律神経が疲れている方」は横向きの方が体温コントロールもしやすいです。
夏はどうしても湿気が多いので、水分を蒸発させるということも大切です。そういった点では横向きの方が空間ができます。
体に熱をためない方法としては、「冷感敷きパッド」や「抱き枕」が有効です。
抱き枕を抱えて横向きで寝る姿勢を「シムス体位」といいます。妊婦さんなどに特におすすめの体位ですが、一番体が安定して、かつ循環や呼吸がしやすい体位です。
体温が高いもの同士はどうしても熱を感じてしまうので、夫婦で一緒の布団で寝たり、子どもと一緒に寝たりするとたいていの場合睡眠の質が落ちてしまいます。
医学的には、ベッドは別々、寝る部屋も別々が一番良いのだそう。
安定した睡眠のカギとなるのが「深部体温」。
深部体温とは、脳や臓器など体の内部の温度のことです。
深部体温が下がっていくときに、眠気は上がっていきます。
就寝中は深部体温を下げて臓器や筋肉、脳を休ませることが、質の高い睡眠につながります。
キーワードは“頭寒足熱”です。
頭は涼しく、足は温かく。というのも、脳と体にとって、快適な温度が違うのです。
就寝時、脳にとって快適な室温は22℃~24℃、体にとって快適な布団内の温度は33℃です。
そのため、寝室のエアコンの設定温度は25℃~26℃にし、タオルケットなどの薄手のものではなく、冬用のかけ布団をかけ、寝る1、2時間前に靴下をはき足を温め、寝る前に脱ぐという寝方もおすすめされています。
大切なのは脳を冷やすということ。脳は一番発熱しやすいので、常に冷やしていなければ脳はどんどん熱を持ってしまいます。熱を持っていると脳を休めることができないわけです。
脳を冷やすには、「鼻」が重要な役割を果たすといいます。
鼻が詰まるとボーッとするという経験があると思いますけど、あれは鼻が詰まることによって脳の温度が上がっていくわけです。
実は「鼻」というのは非常に大切なのです。
体温を調節する役割を果たす‟生命中枢”とも言われる「視床下部」は鼻の近くにあります。
鼻から吸った空気が通る「鼻くう」というところがあり、この「鼻くう」に冷たい空気をあてることによって脳を冷やすことができます。
氷枕でも脳を冷やすことはできますが、体全体が冷えてしまい頭寒足熱になりません。だから部屋の温度は涼しく、体は冷えちゃいけないので温かく、ということなのです。
夏、ぐっすり眠るのに、おすすめの食材があります。
・手羽先・豚足
深部体温を下げるアミノ酸「グリシン」が含まれています。
・水出し緑茶
カフェインは約80℃以上で茶葉から抽出されます。
水出しだとカフェインが少なく、「テアニン」というアミノ酸だけが出てくるので、リラックス効果が高いとされています。
この夏、快眠するためにぜひ試してみてください。

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