【2023年7月22日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は晴れていますが、富士山周辺は雲だらけ。
隙間から少し見えました。すぐモクモクの夏雲に隠れてしまいそうです。
今日明日は各地でお祭や花火大会などのイベントが盛りだくさん^^
子どもたちが夏休みに入ったのでとても賑わいそうですね。
終日天気も良さそうなので、素敵な思い出が作れそう♪
コロナもまだ流行っているので、感染にも気をつけてお楽しみください。
それでは今日は“寒暖差疲労”について書いていきます。
非常に暑い日が続いていて、逆に室内は非常にクーラーが効いていますよね。涼しい室内と暑い屋外の温度差から自律神経が乱れるのが「寒暖差疲労」です。
熱中症との違いは、熱中症は暑い場所にいた場合に発生し、比較的急性的。
寒暖差疲労は、いつの日からか何となく調子が悪くなり、慢性的で長時間症状が続きます。
「夏バテ」という言葉がありますが、かなりそれに近い状態です。
以下の項目に2つ以上あてはまる方は寒暖差疲労に要注意です。
・顔、全身がほてりやすい
・温度差が強いと「倦怠感」、「頭痛」、「めまい」などの症状が出る
・季節の変わり目に体調不良になる
・熱中症になったことがある
いずれも自律神経の働きが弱くなったり、乱れているとこういった症状が表れます。
なぜ寒暖差で自律神経が乱れるのでしょうか?
そもそも「心と体を活発にする交感神経」と「体を休ませる副交感神経」。緊張とリラックスのバランスをとって体を支えているのが自律神経です。
暑いときも寒いときも、「交感神経」が体温を一定に保とうとします。 寒暖差が激しいと、体内を一定の状況にしようとエネルギーを消費し、自律神経のバランスが崩れることで疲労が蓄積するのです。
主な症状は、頭痛・めまい・けん怠感・メンタルの不調・胃腸の不調などがあります。
7℃以上の温度変化で体調を崩す人が多くなります。
今の時期だとあっという間に7℃以上は差が出ますので、本当に要注意です。
7℃以上の温度差はいたるところにあります。
・列車内の冷房車
・コンビニ店内
・冷房の効いた職場⇔猛暑の通勤
・冷房の効いたリビング⇔玄関やトイレ
・スーパーの食品売り場⇔家への行き帰り
などにも7℃の差は隠れています。
熱中症にならないためには当然涼しいところに行かなければなりませんが、暑いところと涼しいところのこの寒暖差が大きければ大きいほど、自律神経が乱れていき、疲労が溜まってしまいます。
対策としては、「温度差を緩やかにする」ことが大切です。
≪涼しいところ→暑いところ≫
▼出掛ける15分前に水分補給(麦茶、スポーツドリンクなど)
→血流が良くなり、発汗を促すことができる
▼暑さを感じたら、濡れたタオルで首回りやタオルを拭く
≪暑いところ→涼しいところ≫
▼汗をかいていれば拭く
▼濡れた服を着替える(できれば下着まで)
▼寒さを感じたら、ストレッチなど軽い運動をする→血流を良くする
▼温かい飲み物を飲んで体内から温める
徐々に冷やすことで、体の負担を少なくすることができます。
ただ建物の中に入るときに、徐々に入るわけにはいきません。
建物に入ると一気に冷たくなってしまうので、徐々に冷やす場合、上着をうまく利用してください。
例えば、涼しいところに行くときには上着を着用する。しかも、早めに着ておくことで、徐々に体が冷えるように持っていくことができます。 外に出る時は、直射日光による暑さ対策のためまずは上着を羽織って出て、暑くなったら脱ぐことで急激な体温上昇を防ぐことができます。
熱中症の対策とはちょっと違うのかもしれません。体を冷やさないということも大事なんですね。
薄い羽織ものを、男性でも持って歩いた方がいいかもしれないです。
寒暖差疲労を体に残さないため38度のぬるめのお湯に20分間入浴することがおすすめです。
炭酸入浴剤を入れると血流が改善されるのでより効果的。
交感神経の刺激を避けるということです。逆に副交感神経の刺激をして自律神経を整えるための温度ということになります。
簡単にできるので、日々の生活に取り入れて“寒暖差疲労”知らずの健康な毎日を送ってみてはいかがでしょうか。

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