【2023年4月25日 今日の富士山】

おはようございます。
今日も寒いですね。この前までの暑さはどこへ行ったのでしょう。
早朝は雲に隠れていましたが、だんだんと富士山の姿が…!
今夜から明日にかけて雨予報なので、次は木曜日までお別れかな?
スッキリとした綺麗な富士山を期待したいです^^
どうやらGWも雨や曇りの日が多そうですね。
バーベキューをする予定があったので少し心配。
予報がはずれて晴れてくれることを祈ります!
寒さに負けずに今日も一日頑張っていきましょう!
それでは今日は“毎日白米を食べること”について書いていきます。
昨今、巷でも「白米は体に悪い」説をよく見かけるようになりました。一方で、「玄米は体に良い」ということで、玄米をオススメする記事をよく見かけます。
日本人にとって一番身近な食べ物とも言える「米」。これは何を選べば良いのでしょうか。
中国人女性、日本人女性を対象にした分析、日本を含まないアジア、ヨーロッパ等の研究から、白米の摂取が糖尿病のリスクに関連していることがわかっています。日本人男性では関連がみられませんでした。
また、摂取量はアジアに比べて平均的に少ないですが、アメリカの研究でも、白米と糖尿病との関連が指摘されています。特にアジア人において、白米の摂取量が高いほど糖尿病のリスクが高いことが認められています。このような研究から、糖尿病に関しては「白米は良くない」といわれる理由の1つとなっています。
しかし、1つの疾患のみで結論を急ぐのは危険です。実際、糖尿病以外、例えばがんや心疾患のリスクと白米の関連は認められていません。そして日本の男性、カナダ人を対象にした研究では、白米を食べている人ほど、死亡率が低いというような示唆を与えるものもあります。
また、玄米も健康に負の影響を与える可能性があります。精白しないことで胚芽に残ったままのカドミウムやヒ素、残留農薬が健康に悪影響を与える危険性が指摘されています。
白米や全粒穀物の摂取と健康の効果については、欧米の外では研究成果がばらついています。
日本の食事ガイドラインに沿った食事をしている人ほど死亡率が低いと報告されています。
食事ガイドラインでは、穀物は全粒か否かは関係なく、ある程度の摂取が推奨されています。エネルギー摂取量過多となるのは例外として、お米を食べるにしても、それに伴う食事全体が大切ということだと思います。
何が良い、悪いとはっきり言えれば簡単なのですが、なかなか一筋縄では行かないようです。
玄米が好きという方もいれば、白米でないとご飯を食べた気がしない、という方もいるでしょう。また、パンやそばが好きだという方もいるかもしれません。
その上で、大事なことは、自分の健康を考えたときに、優先すべきことを考えてみることです。例えば、糖尿病予防や健康を維持することは大切なので、日々食べるものを全粒穀物にした方が良いと思う方もいるでしょう。一方、やはり白米が何より好きなので白米を食べ続けたいと思う方もいると思います。
日本には、昔から蕎麦や麦、ひえやあわなどの雑穀があります。たくさんの種類の穀物を食べることは、料理のバラエティを楽しむことにもつながります。また、穀物それぞれに何らかの負の効果があるにしても、バラエティに富んだ選択をしていけば、その負の効果もばらけるでしょう。
1つの穀物だけ食べ続けることで残留農薬などのリスクが発生する可能性もあります。日本はさまざまな穀物が豊富にあるので、それぞれのリスクを少なくするという考え方も知ってもらえれば思います。

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