【2023年4月12日 今日の富士山】

おはようございます。
今日も朝からポカポカ陽気です♪鳥たちの元気な鳴き声が響いておりました^^
そして少し霞んだ富士山が姿を見せてくれています。
雪化粧が崩れてきていますね。
今日は曇り予報になっているので、次第に雲に隠れてしまいそう。
また、全国的に黄砂に注意とのことなので、洗濯や洗車は控えたほうが良さそうです。
そうこうしている内に風が強くなってきました!花粉もまだ飛散しているのでしっかり対策をしてお出かけください。 週の真ん中水曜日、頑張りすぎずにゆるりと過ごしましょう!
それでは今日は“メートル”について書いていきます。
昨日4月11日は、メートル法公布記念日でした。1921年のこの日、世界的な長さの単位であるメートルを使うことを決めるメートル法が日本で公布されたことにちなんでいます。
メートル法が制定されたのは、18世紀末のフランスです。革命後の1791年に「地球の北極点から赤道までの弧の1000万分の1の長さ」を1メートルとすることが決定。経線に沿って三角測量することで測定されました。
メートルの語源は、「測る」を意味する古代ギリシャ語のメトロンからの造語です。この1メートルを基準として、1辺が10センチの立方体の水の量を1リットル、その重さを1キログラムと定めました。
なお、1メートルの基準は計量学の技術発展に伴って何度か更新されていて、現在では「2億9979万2458分の1秒に光が真空中を伝わる長さ」と定義されています。
世界共通の単位制度の確立を目指して制定されたメートル法ですが、その浸透には長い時間がかかりました。
フランス国内ですら、制定から約50年後にメートル法以外を禁止して罰金を科す法律を定めることで普及。日本でも上述の通り1921年にメートル法が公布されましたが、その30年後にそれまでの尺貫法の使用を法的に禁じた計量法が制定されてから、本格的に普及しました。
21世紀に入ってもメートル法を使っていない国は、アメリカ、リベリア、ミャンマーの3カ国のみでした。現在では、リベリアは民間主導で移行が進み、ミャンマーも国として採用準備を進めていると発表。実質的な「非メートル国」はアメリカだけになっています。
メートル法の制定当時、フランスに国際的な主導権を握られることを嫌がったアメリカは、イギリス植民地時代の「ヤード・ポンド法」を国際化が進んだ現在でも使用。2013年にメートル法移行を求める5万件もの嘆願署名がホワイトハウスに提出されましたが「使いたい人は使ってください」と回答。「単位のバイリンガル国家」として、今後も併用する姿勢を表明しました。
現在ではメートル法はさらに拡張させた「国際単位系」が世界中で広く使われています。
国際単位系では、キロの1000倍のメガ(M)、ミリの1000分の1のマイクロ(μ)など、より大きなもの、小さなものを示すのに便利な「接頭語」を規定。科学技術の発展によって観測できる宇宙が広がったこと、また近年ではIT化で膨大なデータ量が生成される時代になったことに伴って、接頭語の数もたびたび増やしてきました。
そんな国際単位系の接頭語が、つい最近の2022年、実に31年ぶりに新しく追加されたことはご存知でしょうか。追加されたのは、10の27乗のロナ(R)、10の30乗のクエタ(Q)、10のマイナス27乗のロント(r)、10のマイナス30乗のクエクト(q)。
これにより、例えば地球の質量は「約6ロナグラム」と、とてもシンプルに表現することができます。
この機会に国際単位系を取り入れ、日常の表現もアップデートしてみてはいかがでしょうか。

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