【2023年3月8日 今日の富士山】
昨夜は満月でしたね。とても綺麗でしばらく見上げておりました^^
そんな今朝はポカポカ陽気♪春がすぐそこまで来ています!
日中は20℃超えのところもあるようです。上着なしで過ごせますね。
連日の暖かさで富士山はもっと雪が溶けているかと思ったのですが、昨日とさほど変わらず。
絵に描いたような、これぞ富士山!といったお姿でとても綺麗です♪
今年の桜の開花は平年より早く、東京では来週16日と予想されています。開花最早記録に迫る地域もありそうです。
桜の便りが届くのが楽しみですね♪早めにお花見の計画をたててみてはいかがでしょうか。
花粉症の方は今日も花粉が非常に多いので対策をばっちりしてくださいね。明日からは花粉に加え黄砂にも注意が必要なようです。頑張って乗り越えていきましょう!
それでは今日は“餃子”について書いていきます。
3月8日は「ギョーザの日」です。冷凍餃子などを販売する味の素冷凍食品株式会社により制定されました。
餃子発祥の地である中国では旧正月に餃子を食べる風習があることから、かつては旧正月の日が「餃子の日」とされていました。
2022年に、味の素冷凍食品株式会社が同社の「ギョーザ」発売50周年を記念して3月8日に「ギョーザの日」を制定。一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
日付は、1972年の3月8日に味の素冷凍食品から初めて冷凍餃子が販売されたことにちなんでいます。また、「み(3)んなでギョーザを食べてハ(8)ッピー」になるという語呂合わせの意味もあります。
餃子はお店だけでなく家庭でもよく食べられているメニューですが、そんな身近な餃子のことを意外と詳しく知らないという人は多いんじゃないでしょうか。
今回は、そんな餃子の雑学をご紹介します。
①餃子は中国では「縁起物」
中国では、実は餃子は「縁起物」。そのため春節(旧正月)や、おめでたい席などでは、良く餃子を食べられているそう。
なぜ餃子が「縁起物」なのかというと、その形が清朝まで中国で使われていた「馬蹄銀」というお金の形に似ているからなんだとか。
「お金に恵まれた生活を過ごせますように」という祈りもこめて、餃子が食べられています。
大みそかには、そんな縁起のいい餃子を、家族みんなで作るという伝統もあります。
また、餃子の中に「ナツメ」や「落花生」、「硬貨」などを入れて、運試しをすることも。
「ナツメ」を食べた人は幸せな日々を送ることができ、落花生は健康に、硬貨が当たった人は金運に恵まれるといった意味もあるようです。
②中国では焼き餃子をあまり食べない
日本で餃子といえば「焼き餃子」が一般的ですが、中国ではあまり焼き餃子は食べないんだとか。
中国の場合、蒸し餃子や水餃子がほとんどで、残った時に「焼き餃子」として焼いて食べるようです。
また、焼く時は中華鍋に貼り付けるように焼くことから、「鍋貼(グゥオティエ)」と呼ばれています。
③中国には紀元前から餃子があった?
餃子は中国から日本に渡ってきた食べ物ですが、その中国ではいったいいつから餃子があったのでしょう。
明確な時期は分かっていませんが、一説には唐の時代から食されていたのではないか、という見解が有力。
というのも、敦煌の遺跡から餃子の「乾燥したもの」が発見されているからだそうです。
遺跡から見つかった「餃子のようなもの」は、ヒダがあって二つに折られていて、半円形になっていて、まさに今の「餃子」そのもの。
④日本で初めて餃子を食べたのは水戸黄門?!
では、中国からいつ日本に餃子が入ってきたのか。こちらについても正確な時期は分かっていないませんが、1707年刊行の「舜水朱氏談綺」という書物で初めて、餃子について触れた箇所があるんだとか。
どんな風に書かれているかというと、明の儒学者・朱舜水(しゅ しゅんすい)が、徳川光圀(水戸黄門)に「福包」を献上したとあるようです。
この「福包」が餃子だといわれていることから、日本で初めて餃子を食したのは水戸黄門ということになっているのだとか。
⑤餃子購入額1位の市はどこ?
日本で一番餃子が食べられている都市と聞かれたら、「宇都宮市」をイメージする人も少なくないはず。
実は2021年の総務省の家計調査では、1位が宮崎市(宮崎県)、2位が浜松市(静岡県)、3位が宇都宮市(栃木県)で、宮崎市が初めての1位を獲得しています。
ただし、2019年から2021年の平均データでは、1位が宇都宮市、2位が浜松市、3位が宮崎市だったので、ここ数年の平均を出せばやっぱり宇都宮市が1位という結果に。
⑥餃子にニンニクが入っているのは日本だけ
餃子といえば「ニンニク」というほど、日本の餃子にはニンニクは欠かせないもの。
しかし本場中国の餃子には、なんとニンニクは入っていません。
なぜ日本の餃子にはニンニクが入っているのかというと、当時の満州において、餃子に使われた肉は羊肉で、しかも質の悪くにおいのきつい肉だったことから、においを消すためにニンニクを入れて食べていたんだとか。
それを、第二次世界大戦後に中国から引き揚げてきた人たちが庶民に広めたことで、ニンニク入り餃子が一般的になりました。
その後、豚肉が使用されるようになってもの、ニンニクと餃子の相性が良いことから、今でも餃子にニンニクが使われています。
ちなみに中国では、ニンニクは餃子に入れるのではなく別添えになっていて、かじりながら食べるようです。
⑦なぜ日本では「餃子」が「ギョーザ」と呼ばれているのか
中国・北京語では、餃子を「ジャオズ」と発音しますが、なぜ日本では「ギョーザ」と呼ぶのか。
由来として、北京語ではなく山東省の方言の「ギャオズ」という発音から、「ギョーザ」になったのではないかという説があります。
餃子は山東省から満州に伝わり、満州の人たちは「餃子」のことを、北京語ではなく山東省なまりの「ギャオズ」という発音をしていたようです。
それを満州にいた日本人が聞いていて、「ギャオズ」という発音で覚えて日本に帰ってきたものが広まったといわれています。
「ギョーザ」という発音は、特に中国・北京では通じないかもしれません。
⑧「羽根つき餃子」発祥の地は東京の蒲田?
日本で特に人気なのが「羽根つき餃子」!
今や「羽根つき餃子」は冷凍の餃子でも簡単に作れるので、家庭でも簡単に味わえるようになりましたね。
この羽根つき餃子、実は東京・蒲田の中華料理店「你好(ニーハオ)本店」が発祥の店といわれています!
お店の創業者の八木功(やぎいさお)さんが、中国で食べたことがある小麦粉の焼き目が美味しい「焼き肉まん」を思い出して、焼き方を真似して餃子を焼いてみたら、偶然にも羽根ができて「羽根つき餃子」が生まれたようです。
餃子のトリビアを色々確認していると、無性に餃子が食べたくなってきました!
今日の夕飯は餃子をぜひ食べてくださいね。
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