【2023年2月8日 今日の富士山】
暖房なしで大丈夫なほど暖かい朝ですね。
空は春らしくとっても霞んでいて、富士山と空が一体化しそう。
山頂からモクモク雲が湧いているみたいです。
こんなに穏やかに晴れているのに、午後からは雨の予報。
この先数日は天気が下り坂みたいですね。また寒気が流れてくるようなので、寒暖差にお気をつけください。
冬はインフルエンザをはじめ、さまざまなウイルス感染症が流行します。
保育園や幼稚園の間では感染性胃腸炎が流行っており、案の定わが子も胃腸炎を発症。仕方ないことですが、布団の上や車の中で嘔吐されるとこちらまで泣きたくなります…。
大人もうつらないよう気をつけてくださいね。
それでは今日は“点鼻薬”について書いていきます。
暦は2月に入り、少しずつ春の訪れが近付いていますが、花粉症の人にとって春は悩ましい季節。
今シーズン、スギ花粉の飛散量は過去10年で最多になる可能性が高いとわれています。そんな時に頼りになるのが花粉症薬。
鼻に差し込んでシュッとスプレーするだけで、鼻のつまりがよくなる点鼻薬は強い味方ですが、血圧が気になる人は注意しなくてはなりません。
塩酸プソイドエフェドリンやフェニレフリン塩酸塩などが配合されており、命にかかわる可能性もあるといいます。
これらの薬は血管を収縮させることで鼻水や鼻づまりを改善するのですが、血管が狭くなるということは水道のホースをギュッと握るようなものですから血圧も上がる。つまり、高血圧や心疾患のある人は狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす可能性がある。点鼻薬は局所作用しかありませんが大量に使えば最悪の場合、死ぬこともありえます。
そこまでいかずとも、点鼻薬の使いすぎはやはり禁物。
ステロイドが入った点鼻薬は細胞分裂の速度を遅くするため、使いすぎると血管や粘膜がただれたり、別の炎症を引き起こすこともある。使うのはできるだけ少量、短期間にすべきです。
強い炎症抑制効果のあるステロイドは市販の点鼻薬に配合されることがあるのをはじめ、重度の花粉症では内服薬を処方されることもあります。
ステロイドは『糖質コルチコイド』とも呼ばれ、本来は血糖値を上げる物質。なので、服用すると糖尿病のリスクが上昇します。また、免疫力を低下させるので、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症にもなりやすくなります。
新型コロナとインフルエンザが同時流行するいま、免疫を下げるのが得策とはいえないのは自明です。さらに、ふだんからのんでいる薬がある人は、のみ合わせにも気を配る必要があります。
抗うつ剤や睡眠薬など、中枢神経抑制作用のある薬をのんでいる人が花粉症薬をのむと、効果が増強され、副作用も増えるおそれがあります。薬以外に、アルコールとの同時摂取も同じ理由で控えましょう。
また、パーキンソン病の薬をのんでいる人は、どちらの薬にも血圧上昇作用があるため、異常な血圧上昇を起こすことがある。脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる症状にもつながりかねません。
逆に、花粉症薬を無力化してしまう薬もあります。
花粉症薬は一部の下剤や胃薬などに含まれるアルミニウムと相性がよくありません。有効成分を吸着し、効果が減弱してしまいます。
花粉症対策として点鼻薬などの薬は、しっかりとリスクを理解してから使用するようにしてくださいね。
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