【2022年12月23日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝の富士山は、真っ白に雪化粧した姿をお披露目してくれました!
昨日の雨のおかげですね!
雪があると一段と大きく見えます^^
今日はスッキリと快晴ですが、風が強くて寒さ倍増。
富士山山頂の気温は-30℃!!極寒です!
全国的に気温が上がらず寒い一日となる予報なので、防寒対策をしっかりしてお出かけください。
さて、いよいよ明日はクリスマスイヴ♪
お子さんがいるご家庭ではご馳走やケーキ、プレゼントなどを用意したりと特に忙しいですよね。
我が家では子どもが、すでに準備してあるプレゼントとは違うプレゼントをサンタにお願いし始めました。買い足そうか検討中…。サンタは大変です。
クリスマス寒波に警戒しながら、楽しい時間を過ごせるといいですね^^
それでは今日は“市販のケーキ”について書いていきます。
年末に突出して売れる添加物。それは「乳化剤」です。
「乳化剤」というのは油と水のような「本来混ざりあわないもの」を混ぜ合わせて均一にするもので、食感をなめらかにしたりするなど「さまざまな働き」があります。
では、なぜ年末に「乳化剤」が暗躍するのでしょうか。
それはひとえに「ケーキ」です。クリスマスはもちろん、最近ではお正月のお祝いにケーキを食べる人も増えています。
この市販のケーキに「乳化剤」が大量に使われるのです。
「乳化剤なしでは市販のケーキはつくれない」と言っても過言ではありません。
もちろん、「乳化剤」だけではありません。市販のケーキには「大量の添加物」が使われていることが少なくありません。
なお「市販のケーキ」とは「大手メーカーの販売する大量生産品」を指していて、「街のケーキ屋さんが1つ1つ丁寧に手づくりしているもの」はこの限りではないことを最初にお断りしておきます。
「市販のケーキ」には「純粋な生クリームではないもの」が使われていることが、実に多いです。
食品衛生法では「クリームとは生乳、牛乳、または特別牛乳から脂肪以外の成分を除去したものをいう」と定義されています。
「乳脂肪分18%以上、乳脂肪以外の脂肪および添加物を一切含まないもの」だけを「クリーム」と呼ぶことができ、「クリーム」として販売できるのです。
市販のケーキはクリーム+植物性油脂+添加物で作られた「ホイップクリーム」が使われていることが多いです。
ホイップクリームに使われる「植物性油脂」は、「精製加工油脂」の可能性が考えられます。精製加工油脂は加工の工程で「水素添加」などが施されることで「トランス脂肪酸」と「ジヒドロ型ビタミンK1」が発生することが指摘されています。
「トランス脂肪酸」は動脈硬化や心臓病のリスクを高めかねない健康に良くない油。「ジヒドロ型ビタミンK1」は脳出血を促進させるリスクがあるとして安全性を疑問視する声もあります。
ある一流ホテルのケーキでさえも、ホイップクリームを使っているところもあるのだとか。
なぜ、生クリームだけで作らないのでしょうか。
一番の理由は「コスト」。「生クリーム」を使うより「植物性油脂」の入ったクリームを使ったほうが、はるかに安くつきます。
もうひとつは、「製造過程における利便性」です。
「生クリーム」だけだと、絞ったときにヘタって、形が保持しづらいのですが、「ホイップクリーム」であれば、「乳化剤」の作用で、「絞った形」が維持され、「固くてしっかりしたデコレーション」がつくれるのです。
また冷凍して保管するときの「耐冷凍性」も、「乳化剤」を使った「ホイップクリーム」のほうが高いのです。クリームがヘタったりボサボサになったりするのを「乳化剤」が防いでくれるからです。
「市販のケーキ」はスポンジにも「乳化剤」が使われます。これはもう絶対といっていいほど使われます。
まず「乳化剤」を使うことで、生地に「小さな泡」を立たせることができ、しっとりふんわりしたスポンジができます。
ちなみに「乳化剤」にも「グリセリン脂肪酸エステル」「カゼインNa」「レシチン」など、いろいろ種類があり、「クリーム用」「スポンジ用」と細かく用途が分かれているのを使い分けるのです。
たった1つのケーキに「クリームで10種類」「スポンジで10種類」、合計20種類ほどが使われることも珍しくありません。でも表示は「乳化剤」とひとこと書けばOKです。
クリスマスケーキは「冷凍品」が多く出回ります。前日や当日につくっただけでは、大量の需要に供給が追いつかないからです。
冷凍すると、品質も劣化します。業者は「スポンジは冷凍しても劣化しない」というけれど、スポンジのようにある程度水分のあるものはやっぱり「冷凍変性」します。
そして、これを防ぐために添加物が多く使われるのです。
業界用語で「耐冷凍性」といいますが、「乳化剤」に加えて「加工でんぷん」や「トレハロース」「ソルビトール」などを併用して使うことで、この「冷凍変性」を防ぐことができます。
さらに、家庭で解凍したあとの日持ちを考えて「pH調整剤」も入れます。
だから「冷凍のクリスマスケーキ」は、「普通のチルド(冷蔵)のケーキ」より添加物が多い可能性があります。
今年、大量生産された「市販のクリスマスケーキ」を買うなら、ぜひ「食品表示」をチェックしてみてください。添加物がずらっと並んでいたりすることに驚かれるかもしれません。
ショートケーキ、クリスマスケーキにはいちごが欠かせません。みなさんご存じのとおり、いちごは「春に実のなる果物」ですが、近年ではハウス栽培で一年中手に入ります。
このいちごは「皮をむかずに食べる果物」ですが、とくに「見た目」が重視されるため、ほかの野菜や果物と比べても、農薬が多く使われる傾向にあります。
「有機栽培のいちご」も存在しますが、数がすごく少ないですし、「見た目」が劣るため、クリスマスケーキなどの「デコレーション」には不向きだったりします。
スーパーでも「有機栽培のいちご」「無農薬のいちご」を売っているのを見かけたことがある人は、すごく少ないのではないでしょうか。
ケーキは子どもも大人も大好きだし、家族そろってお祝い事などに食べることも多いものです。
みんなが安心して、おいしく、楽しく食べられるよう、「ケーキ選び」に少し気をつけてみてくださいね。

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