【2022年12月7日 今日の富士山】
今日から二十四節気の大雪。
その名に相応しく今季一番冷え込んだ朝となりました。
寒いけど良い天気ですね♪師走日和です♪
久しぶりに富士山全体を見ることができました!
雪の量は少なめですが範囲は広く、宝永山の方まで雪がかかってます。
大雪は、さかんに雪が降り積もる頃とされていますが、雪のピークはもう少し先ですね。
寒さが厳しい上に、忙しさが増す師走。この時季の晴天は大変ありがたい。貴重な日差しを有効活用できるといいですね。
今年も残すところ20日余り。元気に過ごせるように、健康に気をつけていきましょう!
それでは今日は“低山登山”について書いていきます。
紅葉が美しい山を楽しめるのもあとわずかということで、そろそろ登山のオフシーズンに入る準備をはじめた方もいるかもしれません。
しかし、冬だからこそ楽しめる景色や体験が登山にはあります。冬の山は寒くて、降雪や積雪のリスクがあるから危険と思っている方も多いですが、低山を選べば初心者でも安全に登山を楽しめます。
冬は空気が乾燥して澄んでいるのもあって、遠くの景色まで見通せます。同じ景色であっても夏よりも情報量が多く、美しく感じられるのが冬山の大きな魅力のひとつになります。空気の冷たさも、登山で体温が上がっていると心地よく感じられます。
夏の登山と違って気温が低いため、流れる汗の量も抑えられるので脱水症になるリスクも低く、いつも以上に疲れにくいといったメリットもあります。気温が低いから、温かいものが美味しく感じられるのも冬ならではの魅力です。
そして何よりも、低山なら降雪や積雪のリスクが低く、難易度も低いので初心者でも気軽に楽しめます。それでいて登山客も少ないので、自分のペースで山頂を目指せます。
低山は難易度も低く、雪の冬山に挑むような重装備は必要ありません。それでも、快適に楽しむには服装がとても重要になってきます。
登る山によって最適な服装は異なりますが、基本となる服装としてまずベイスレイヤーは、汗冷えを起こさないためにも、給水速乾性の高い長袖Tシャツを選びましょう。その上に保温性に優れたフリースなどのミドルレイヤーを着てください。
アウターはウェア内に水蒸気が溜まってしまわないように、透湿性の高いレインジャケットがおすすめです。急に雨や雪が降ってきた場合にも、レインジャケットを着ていればある程度はしのげるので、荷物を減らすこともできます。
低山は危険性も少なく、初心者にもおすすめですが、それでも「冬」であることをしっかりと意識して登らなくてはいけません。
低山でも夕方になると気温が一気に下がることもあります。寒さで動けなくならないように、気温が高い15時までに下山できるようにスケジュールを組んでください。また、直近で雪が降っているケースや、天気予報が雪や強風になっているケースは登山を中止するのがおすすめです。
冬は登山をしている人が減り、山でトラブルにあったときに助けてもらいにくいので、できるだけメジャーな山を選ぶのも低山登山のポイントです。もちろん、登っていて危険を感じるようなことがあれば、山頂の手前でも引き返すようにしてください。
冬でも低山なら初心者も登山を楽しめますが、安全が100%保証されているわけではありません。低山だからといって油断しなこと、無理をしないことが1番大切です。
冬も継続して登山していると、春になって体力が落ちているということを防げます。何よりも冬の山に慣れて、徐々に体力や技術を高めていけば、いずれ雪山登山にも挑戦できるようになります。そうなれば冬の楽しみがさらに増えていきますね。
無理をしないことを前提に、冬の冷たい空気に包まれた心地よい低山登山を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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