【2022年11月8日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝も冷えましたね。富士山を見てみると、山頂にうっすらまた雪が…!
昨晩の富士山山頂付近の気温は-15℃!
この寒さじゃ雪も降るわけだ。
朝は雲一つない秋晴れの空が広がっているので、今夜の皆既月食は綺麗に見られるかもしれません♪
今回は442年ぶりに月食の最中に天王星が月を出入りする「天王星食」が同時に起こります。
次に同時に起こるのは300年以上先なんだとか!貴重な現象なんですね!
ぜひ暖かくして空を見上げてみてください^^
それでは今日は“ココア”について書いていきます。
昨日11月7日はココアの日でした。体が温まる飲み物で11月上旬から飲む機会が増えることから、冬の気配を感じ始める「立冬」にちなんで制定されたそうです。
ココアとカカオやチョコの違いはご存知ですか?
カカオ(cacao)とは、ココアやチョコの原料となるカカオ豆が採取できるアオイ科の常緑樹のことです。
原産地であるメソアメリカでは、ナワトル語で「cacavaqualhitl(カカバクラヒトル)」と呼ばれていましたが、その地を征服したメキシコがそれを「cacap(カカップ)」として本国に伝え、それが変化して「cacao(カカオ)」になったとされています。
ところが、英語を使うイギリスだけは、その発音が難しかったために「cocoa(ココア)」と呼ばれることになりました。その影響で、現在でも樹木や豆のことを「cacao」、それを原料にした粉末や飲み物を「cocoa」と呼び分ける形になっています。
ちなみに、cocoaの発音は「ココア」ではなく「コウコウ」で、aは発音しません。英語圏の方と会話する際はご注意ください。
次にココアとチョコレートは、どちらもカカオ豆を原料にするものですが、製法が少し違います。
まず、発酵・乾燥したカカオ豆を砕いて皮などを取り除き、炒ってすりつぶし、ペースト状にしてから固形化します。これがカカオマスと呼ばれ、ココアとチョコ、共通の材料になります。
ココアとは、このカカオマスからココアバター(カカオ豆の油脂分)を搾った残りを粉砕して粉末状にしたもの。
一方のチョコレートとは、逆にカカオマスにココアバターを加えて固形にしたものです。
ココアバターを取り除いた方がココアで、加えた方がチョコということですね。
なお、実際にはこのような「カカオ100%チョコレート」は少なく、さらにミルクや砂糖を加えて製造するのが一般的です。
18世紀までのカカオ飲料は、ただカカオマスにお湯を混ぜたもの。油脂分が多くて溶けづらく、また発酵した酸が残っていて刺激も強いものでした。
それを変えたのが、バンホーテンの創業者であるオランダのCoenraad Johannes Van Houten。1828年頃、カカオマスから油脂分を分解して粉末化しる手法を開発して売り出したのが、現在のココアの始まりとされています。
なお、日本では粉末のココアを溶かしたものを「ホットココア」、チョコを溶かしたものを「ホットチョコレート」と呼び分けるのが一般的ですが、英語では混同される場合も多いようです。
立冬を迎え、寒くなってきたこの時季に美味しいココア。
今夜はココアを片手に月食を見るのも良いですね♪

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