【2022年11月7日 今日の富士山】

おはようございます。
週明け月曜日の今日は二十四節気の「立冬」。
暦の上では冬が始まる頃です。
暦にあわせたかのように、今朝は今季一番の寒さとなったところも多いようですね。
富士山には少し雲がかかっていますが、ちゃんと姿を見せてくれました^^
積雪具合はさほど変化なしです。この朝晩の寒さでは次に雨が降ったら一気に積もりそう。
日中はしばらく20℃台の日が続くようなので、一日の寒暖差にご注意ください。
今日は立冬に加えて今年最後の天赦日+大安!
とても縁起の良い日なので、何かを始めるのにはもってこいの日です。
参拝するのも良し、大掃除するのも良し!
もっと良い日にする為に自ら行動してみてくださいね♪
今週も頑張っていきましょう!
それでは今日は“立冬の時季”について書いていきます。
秋分と冬至のちょうど中間にある立冬。この立冬とは、どんな時季なのでしょうか。
木枯らしは木を枯らす風という意味で、秋の終わりから冬の初めにかけて吹く、強く冷たい風です。
「木枯らし」も「凩」も「こがらし」と読みます。「凩」は日本で作られた漢字、つまり国字です。
今年は東京地方、近畿地方ともにまだ発表されていません。
例年は立冬のころに観測され、「冬の使者の訪れ」と考えることもできます。
冬の到来を告げる木枯らしは、同時に今年一年が残り少ないことも教えてくれます。
残りの日々を気を引き締めて過ごそう。そんなことを意識させてくれる風でもあります。
立冬は、霜柱が伸びる時季でもあります。
霜柱は地表にできる細い氷の柱です。地中の水分が地表で凍って、地面から土を押し上げるように、上のほうに伸びてきます。
最近、霜柱を見ていないな、踏んでいないな、という人も多いのでは? それは、舗装された道路が多くなったことも関係していそうです。
「サクッ、サクッ」という、霜柱を踏む音をどこか懐かしく思う人もいるでしょう。
この時季の季語として「榎茸」があります。多くのキノコは秋の季語になっていますが、「榎茸」は冬の季語です。野生の榎茸は、晩秋から初冬に生え始めるからです。
市場に出回っている榎茸は、もやしのような白っぽい色ですが、本来の姿はまるで異なり、茶色く、傘は5cmほどの大きさになるといいます。
また、11月頃の柳葉魚(ししゃも)は、群れをなして川をさかのぼり、産卵します。このころの卵がいっぱい詰まったメスが「子持ち柳葉魚」です。
アイヌ民族の間には、散りゆく柳の葉を神が憐れんで魚にしたという伝説があります。その魚が柳葉魚です。
柳葉魚という名も、アイヌ語の「ススハム」、または「シュシュハム」が由来であるといわれます。
柳葉魚は漁獲量が少なく、非常に高価です。そのため、柳葉魚の近縁の「カラフトシシャモ(カペリン)」が代用品として輸入されています。現在、柳葉魚として流通している魚は、ほとんどカラフトシシャモです。
最後に、春を思わせるような冬の初めの暖かい気候を「小春」といいます。
春を思わせる初冬の風は「小春風」、穏やかでうららかに晴れた初冬の空は「小春空」、春のように暖かく晴れた初冬の天気は「小春日和」。 どの言葉にも優しいぬくもりが感じられます。
木枯らしが吹き付ける日がある一方で、柔らかな小春風が頬をなでる日もある立冬。
小春日和にゆっくり散策してみると、さわやかな気持ちになって疲れが和らぎそうですね。
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