【2022年10月20日 今日の富士山】
昨日より寒い朝ですね。この秋一番の寒さとなったところも多いようです。
暖房器具や秋冬用の寝具が役に立ちました!
寒い分、富士山はとっても綺麗な姿を見せてくれています^^
雲もなく風もなく、絶好の富士山日和ですね。
早いものでもう10月も下旬に入りました。
今日から11月6日までの期間は「秋土用」です。秋土用では「辰の日」に「た」のつく、玉ねぎ、大根などや「青いもの」青魚のサンマやサバなどを食べると良いとされています。
夏の疲れが出てくる時期とされており、季節の変わり目で体調を崩しやすくなります。秋の味覚も楽しみながら元気にお過ごしください☆
それでは今日は“扁桃炎”について書いていきます。
先日ダウンタウンの松本人志さんがかかったことで話題になった「扁桃炎」。
扁桃炎は、ウイルスや細菌によって扁桃腺が炎症をおこした状態のことです。急な悪寒や発熱、強い咽頭通、頭痛、関節痛、首のリンパ節腫脹など、さまざまな症状を引き起こします。感染経路は一般的な風邪と同じなので、飛沫感染や接触感染です。
風邪で喉が痛くなるときは「咽頭炎」が多く、咽頭(喉)の炎症により喉の痛みや発赤が起こります。一方、扁桃炎の場合は、舌の付け根の両側にある扁桃腺の炎症で、扁桃腺が赤く腫れて白い膿が付着します。扁桃炎も、風邪の咽頭炎も同様に、喉の傷みや発熱は同じなので区別することは難しく、医師に喉の奥を見てもらう必要があります。ただし、扁桃炎は繰り返す人が多いので、急な発熱と喉の痛みにより、また扁桃炎だろうと訴えて受診する患者さんも少なくありません。
精神的・身体的ストレス、睡眠不足、生活習慣の乱れなどにより免疫力が低下すると、扁桃炎にかかりやすくなります。子どもから30代までの若い世代に多いです。
大人の場合、喉が痛くて熱があるのであれば、市販の解熱剤を飲んだり、安静にしてたりして自宅で過ごすことも可能ですが、喉の痛みで水分や固形物の摂取が難しい場合は受診した方が良いです。
内科でも診察できますが、受診時は耳鼻咽喉科が最も適切です。
病院では、喉の奥を見る視診を行い、原因がウイルスであれば、痛み止めや熱冷ましといった対処療法が処方され、細菌が原因であれば抗生物質も処方されます。喉の痛みで水分や食事の摂取が難しい場合は、天敵による治療が行われます。通常は一週間程度で治ることがほとんどです。
扁桃炎は免疫力が低下するとかかりやすくなるので、バランスの良い食事、規則正しい生活を心がけましょう。また、喫煙や飲酒が扁桃炎を引き起こす場合もあるので、症状を繰り返す人は控えたほうが良いでしょう。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、体調管理に注意しながらお過ごしください。
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