【2022年5月11日 今日の富士山】

おはようございます。
霞んだ空ですが、富士山しっかり見えました!
1日でかなり雪溶けてしまったようで、山頂が少し寂しくなってます。
今日も日中はグンと気温が上がり、夏日になるところも。
明日から天気は下り坂になっていくので、今日の貴重な日差しを有効活用くださいね^^
天気に伴って気温の変化も大きいため、服装選びに気をつけて、体調を崩さないようにしていきましょう!
今日は朝からショックなニュースがありました。
最近「命」について考えさせられることが多いです。
一人一人が自分のことも周りのことも大切にしていけたらいいなと思います。
心が不安定になる時季ですので、適度に休みながらぼちぼち頑張っていきましょう!
それでは今日は“五月病”について書いていきます。
「五月病」とは、入社や進学したものの新しい環境に慣れずに、心身に無気力感や疲れを感じてしまう症状。
新入社員や学生が、5月のゴールデンウィークが明ける頃に心身の不調を訴えることが多いことから、こう呼ばれるようになりました。
また、新入社員に限らず、転職や重要ポジションに就いたといった環境変化や、女性特有の不調なども相まって五月病の症状に繋がるといったことも見られるようです。
また、4月は新しいことが続いて緊張が続ており頑張っていたものの、5月の大型連休で緊張の糸が途切れてしまい、休み明け「会社に行きたくない」という感情が沸き上がってしまいます。 そのことで精神的・肉体的に悪い症状が顕れてしまう…といったパターンもあります。
うつ病は病気ですが、五月病は病気ではありません。
五月病は”適応障害”と呼ばれており、「入社したからそうなった」、「転職したからそうなった」と原因がはっきりしたものになります。
対するうつ病は「なんとなく気分が沈む」と原因がはっきりとわからないものになります。
「五月病」は、あくまで新年度に入って5月に罹りやすいことがあるために呼ばれている名称。
環境の変化というのは、転職のタイミング・異動のタイミングなど人によって様々ですので、当然5月以外にも起こり得ます。
また、5月病にかかって6月に入っても症状が続く場合、俗に六月病と呼ばれることも。 4月~5月を切り抜けたからといって油断はせず、普段から自分のストレス管理をすることが重要です。
睡眠不足・寝つきが悪い・食欲不振・ネガティブなことばかり浮かぶ ・自信がなくなる・頭痛・腹痛・気持ちがさえない・やる気が出ない・集中力がなくなる・悪酔いする
上記の症状が複数当てはまるようであれば、五月病に罹っている可能性があります。
五月病は基本的に、環境に慣れれば自然と治っていきます。
ただし中には症状改善が見られず、2週間・3週間経っても治らない、という方も見られます。
そのような場合には、2週間を1つの目安にして診察を受けるか否の判断にして頂ければと思います。
上記の症状が顕れて2週間以上経っても改善されず、日常生活に支障を来しているような場合には、病院・クリニックを受診するのをお勧めします。
以下の方法はどれもセルフでできる簡単な対策ですので、これまで何もしていなかった、という人も、症状が酷くなる前に是非実践してみてください。
●睡眠をとる
心と身体の快復には”睡眠”は基本中の基本。なかなか寝付けないよ、という人もいるかと思いますが、そういう方は寝る前の過ごし方をちょっと工夫してみましょう。 睡眠前のストレッチやアロママッサージ、布団に入る30分前には照明を暗くする、スマホを見ないなどといった方法は効果的です。
●バランスの良い食事
基本的には栄養バランスのとれた食事がおすすめ。
しかし心が沈んでいる時は、そうそう栄養バランスについてしっかりと考えることもできないものです。そんな場合には、好きなものにプラスして、手軽に採れる野菜ジュースや果物なども積極的に取り入れ、偏らないよう気を付けましょう。
●趣味の時間を設ける
好きなことをやっている間はイヤなことを忘れられるもの。身体を動かす運動はもちろん、読書や映画鑑賞など、とにかく自分の好きなことをする時間を設けましょう。
●運動する(身体を動かす)
運動にももちろんリフレッシュ効果があります。
もし運動が嫌いだとう人は、ちょっと近所を歩いてみる、ラジオ体操のような簡単な運動をしてみる、など、身体を動かす程度がお勧めです。
●お風呂に入る
ヒトの内臓や代謝・体温などをコントロールする自律神経というものがあるのですが、その自律神経は交感神経と副交感神経に分かれています。 よく例えられるのが車のアクセスとブレーキ。
交感神経=アクセル、副交感神経=ブレーキの役割。人間の体が活動的になるときは交感神経(アクセル)が優勢に、休息しているときは副交感神経(ブレーキ)が優勢になるのです。 この副交感神経が優勢になる温度がぬるめの38~40℃。身体が休息の体勢に入るというわけです。
ぬるめの湯であっても、長風呂をしてしまうと身体が必要以上に温まり、興奮状態(交感神経優勢)になってしまいます。 ですので、浸かる時間にも注意して、15分程度で上がるようにしましょう。

五月病を未然に防ぐには、基本的には罹ってしまった場合の対策同様のことを普段から意識的に行っていただくことが効果的です。
普段から夜更かしをしない等、生活リズムを乱さないようにすることも重要です。
5月を迎えると目立ってくる五月病。
まさか自分が…と思っているかたも多いことと思いますが、こういった心の病というのは思いがけず罹ってしまうもの。
自分は大丈夫、慣れればすぐ治る、などとあまく見ずに、普段からのセルフ対策を是非心がけてみてくださいね。

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