三連休明けの今朝はスッキリしない空で、富士山は見えずにいました。
が、徐々に日差しが出てきて午後にやっと富士山の姿が…!
昨日の雨で真っ白雪化粧となっております!
周辺の山々も雪で白くなっているので、とても冬らしい綺麗な景色です☆
そんな今日はバレンタインデーですね♪
家族や友人にチョコを渡すのも良いですが、普段頑張っている自分へご褒美にチョコを買ってあげても良いかもしれませんよ^^
様々な楽しみ方で、ほっと一息つきながら今日も無理せず頑張っていきましょう!
それでは今日は“魚告魚(はるつげうお)”について書いていきます。
今日2月14日からは七十二候「魚氷上(うおこおりをいずる)」です。
暦の上では魚たちが暖かさを感じ、割れた氷の下から飛び跳ねる頃と言われています。
そんな春を告げる魚たち「春告魚」をご紹介していきます。
■ニシン
ニシンは春になると大群で北海道の西岸にやってくることから、春告魚と言われています。
ニシンの卵は「数の子」であり、正月のおせち料理には欠かせない食材の一つですね。
春告魚と言えばニシンと言われるほど有名でしたが、徐々に漁獲量が減り、国産のニシンは一時期幻の魚とまで言われました。
しかし現在は、漁獲が少しずつ増えているため、「元祖春告魚」の名は戻りつつあるようです。
そんなニシンの名前の由来には、いくつか面白い説があります。
・身を2つに裂いて食用にしていたため「二身」からニシンとなった
・同じく2つに身を割ることから「妊娠」を語源とし、ニシンとなった
・両親が揃っている者は必ず食べなければならない魚だったため、「両親」つまり「二親」からニシンとなった
■メバル
ニシンが幻の魚となった時、代わりに春告魚と呼ばれるようになったのがメバル。
特に関東や東海でよく言われ、春先が旬とされているため、春告魚と呼ばれているようです。
メバルは適水温が9~20℃と言われており、冷たかった海水が徐々に温まるこれからはルアーで釣ることも可能になってきます。
ただ、水温が20℃以上になる夏は苦手なため、また水温が下がり始める秋ごろまで、再び深場へと姿を消してしまうようです。
■サワラ
サワラは回遊魚のため、地域によって旬が異なります。
関東では秋~冬で、寒ザワラという真冬に獲れるものは脂がのって絶品なようです。
一方、関西では春が旬です。産卵のために、春になると瀬戸内海にやってくることから「鰆」となりました。
狭い腹だから「狭腹(さわら)」というのもよく言われますが。
漢字に「春」が入っていますし、サワラが春告魚と呼ばれるのも納得ですね。
ちなみにサワラは出世魚なので、「サゴチ(またはサゴシ)」→「ヤナギ(ナギ)」→「サワラ」と大きさによって呼び名が変わります。
上記で紹介した魚以外にも、兵庫ではイカナゴ、伊豆諸島ではハマオビウオ、四国・九州地方ではシロウオやカツオを春告魚と呼んでいます。
また、3月から釣りが解禁となるヤマメやアマゴを春告魚としている地域もあります。
またこの魚の季節がやってきたかと、それぞれの地域の方がそれぞれの魚から春を感じるというのも面白いですね。
お店で並ぶ魚たちの顔ぶれが変わり始めたら「あ、春が来たな」とぜひ感じてみてください。
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