【2022年1月27日 今日の富士山】

おはようございます。
今日も寒い!やっぱり日差しがないと気温以上に寒く感じます。
冬は太陽のありがたみが分かりますね!
昨夜は星が綺麗に見えたので、朝は寒いだろうなと覚悟してましたが…。
道路のカーブミラーがすべて結露していて見えず、いつも以上に慎重に運転しました。
早朝は山頂に雲がかかっていたものの、姿は見えていた富士山ですが、出社時刻には雲の中へ。
かろうじて隙間から見えた瞬間を撮れました。
富士山も寒くて雲の布団からなかなか出てこられないのかも。
日中はちゃんと綺麗なお姿を見せてほしいですね☆
昨日は千葉県の銚子でウメが開花したそうです。
昨年と同じ日の観測で、関東では今シーズン初めての観測となります。
寒い日が続いていますが、今週は高知や佐賀、宮崎などからウメの開花の便りが届いており、少しずつ春の訪れは近づいてきているようです。
敏感な方は花粉対策もそろそろ始めてくださいね。
それでは今日は“口内のやけど”について書いていきます。
体が温まる物がうれしい時季ですが、熱いスープやラーメンを食べているときに、口の中をやけどして舌がひりひりしたり、皮がむけたりすることがありますよね。
しかし、すぐに痛みが治まることが多いため、やけどが治らないまま熱い物を食べ続ける人もいるのではないでしょうか。
口の中のやけどを放置したり、やけどをした後も熱い物を食べ続けたりすると、どのような影響があるでしょう。
口の中のやけどは、やけどをした深さにより症状が異なります。粘膜の表面がやけどをした軽度の場合、赤みを帯びて腫れたり、少し痛みを感じたりといった症状で落ち着きます。
一方、粘膜のより深い層にまでやけどをしてしまうと、水ぶくれが生じたり、その膜が破れてびらん(ただれること)や潰瘍と呼ばれる状態になったりして、水分や食事を取るだけでもしみるなど、強い痛みを感じることがあります。
膜が破れると、そこから細菌感染をしやすくなり、治りが悪くなることもあります。
また、やけどは高温による炎症で発生します。
高温にさらされた部位はすぐに冷やす必要がありますが、その後も熱い飲食物を摂取し続けることで、さらに炎症を悪化させる可能性があります。
やけどをした場合は放置せず、まずは応急処置を行う必要があります。
体のやけどと一緒で、まずは冷やし、治るまでは刺激しないよう、辛い物、極端に熱い物、硬い物などは避けてください。
また、やけどをした周辺を清潔に保ち、二次感染を防いでください。
皮膚のやけどに比べ、口の中はやけどをしても治りが早いことが分かっています。
ほとんどの場合は数日から2週間で治りますが、症状がひどい場合は1カ月以上かかることもあります。
数日たっても症状に改善傾向がみられないときは歯科受診の必要があります。
抗生物質を服用したり、軟こうやうがい薬を使用したり、痛みが強い場合は鎮痛剤を服用します。
口の中の粘膜は比較的熱に対して強く、55度から60度くらいであれば害はないとされています。
お茶などさらさらな液体は、飲むときに唇で触れて温度を感じることで飲めるかどうかの判断をし、飲んだ場合も唾液と混ざることで冷まされるといわれています。
一方、脂肪を含んでいたり、どろっとしたりしている高温の飲食物は唾液による低温化がされにくく、やけどをしやすいです。
また、口の中の状況はいつも同じではありませんし、熱さに強い弱いなどの個人差もあります。
痛みはなくとも、口の中で軽度の炎症を起こしている場合もあるので、高温の食事を常に摂取することは望ましくないと考えます。
『温かい』食事は問題ありませんが、『熱い』食事には注意が必要です。
口の中は腕や脚の皮膚とは異なり、粘膜で覆われています。
粘膜は皮膚と同様に外界からの刺激や有害物などから体を保護する組織であり、深部の構造を守る重要な役割を担っています。
皮膚と粘膜の見た目はだいぶ異なりますが、それぞれの最も表面に存在する『表皮』『粘膜上皮』と呼ばれる組織は、どちらも丈夫な層からできていて、さまざまな刺激に耐えられるようになっています。
けがなどで腕や脚の皮膚がはがれた際、刺激に弱くなって痛みを感じやすくなったり、細菌感染しやすくなったりするのと同様、粘膜の皮もはがれると痛みを感じたり、細菌感染を起こしやすくなったりします。
熱い物を好んで多く摂取している場合、口の中で常に炎症(やけど)が起きている可能性があります。
炎症が起こった部位では細胞の再生が行われますが、繰り返し行われるとその過程で細胞に突然変異が生じ、がん化する可能性があると考えられています。
摂取した高温の飲食物は口の中を通過するだけでなく、咽頭、食道も通ります。咽頭や食道も口の中と同様、粘膜で覆われていて、熱い物を常に摂取することで咽頭がん、食道がんが生じるリスクは高まります。
普段、温かい麺類を食べるとき、箸で麺を持ち上げてフーフーと息を吹きかけ、すするようにして食べると思います。
日本人は、ざるそばのような冷たい麺もすすって食べる癖がついています。
すする食べ方は音がしますし、欧米ではマナー違反ですが、これが実は温度調節にも優れた食べ方だと思います。
熱い麺とつゆの他に空気も取り込むことで、やけどをしないようにしているといえます。
基本的に水の沸点が100度なので、揚げ物以外の食べ物が極端に高温になることはあまりありません。
慌てて食べずに落ち着いて、唇などで温度を確認してから口に入れる習慣を身に付けることを心がけてください。

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