【2022年1月17日 今日の富士山】

おはようございます。
週明け月曜日。
淡い色の空の下、優しそうな富士山が見えております☆
雪がまた少し減り、山肌が見えるようになりました。
今日で「阪神・淡路大震災」から27年となります。
甚大な被害をもたらした大地震となり、色々と見直されるきっかけともなりました。
日頃の備えは大丈夫ですか?
我が家では災害に備え、人感センサーの足元灯兼常備灯を新調しました。
非常用持ち出し袋や避難経路の確認もしっかりと行っておいてください。
また、ご家族とどこで待ち合わせるのかなども話し合っておくと安心です。
これを機に今一度、ご確認くださいね。
今週も頑張っていきましょう^^
それでは今日は“エスクレオサイドA”について書いていきます。
トマトが健康にいいことはよく知られていますよね。
特にリコピンは抗酸化作用を持ち老化防止などの機能があるとされてきました。
「エスクレオサイドA」というトマトに含まれる機能性成分はご存じでしょうか?
なじみの薄いこの成分をご紹介していきます。
トマトはナス科の植物で南アメリカのアンデス山脈高原地帯が原産とされます。
品種改良され世界中で食べられていますが、野菜の中では糖度が高く、ビタミンAとCを豊富に含む。健康にいいとされるのは、このビタミンとリコピンを豊富に含むことを主として指しています。
リコピンとは、トマトの赤い天然色素成分。
抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く働きをするカロテノイドの一種であり、老化を防ぎ、生活習慣病の改善を促す効果が知られています。
しかしトマトの有効成分は、それだけではなく、2003年、熊本大学薬学部の研究によりエスクレオサイドAが発見されました。
エスクレオサイドAはトマトに含まれるサポニンの一種です。
サポニンは肥満を予防し、コレステロール値を下げ、血流を改善し、免疫力を高め、肝機能を高め、咳や痰を抑制するなどの効果があるとされています。
この成分、あまり知られていませんが、コレステロールの吸収を抑制し、血流を妨げる脂質が血管内に蓄積されるのを防ぐ機能があるといいます。
研究により、動脈硬化などの生活習慣病の抑制効果があることも確認されているのです。
しかも、トマト内の成分としてはリコピンよりエスクレオサイドAの方が多い。
エスクレオサイドAはリコピンの6倍も含まれています。
東洋医学ではトマトは気血水の流れを良くすることで高血圧を抑えるほか、甘味による健胃作用で消化促進の効能があるとされています。
最新の現代医学の研究によるエスクレオサイドAの血流改善効果と、東洋医学の古来のトマトの効能がほぼ類似しているのが興味深いです。
動脈硬化の仕組みを説明すると、食生活の乱れが続くと変性したLDLコレステロールが血管の内膜に沈着して血流が滞りやすくなり、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などを起こしやすくなります。
このLDLコレステロールを処理するのがマクロファージ。
変性したLDLコレステロールを取り込んで泡沫細胞へと変化させます。
このため、動脈硬化になった血管内膜のコブには泡沫化した細胞が多く蓄積しています。
この泡沫細胞化を抑制し、動脈硬化を予防するのがトマトに含まれるエスクレオサイドAなのです。
エスクレオサイドAに限らず食材に含まれている栄養素は腸内細菌の働きによって威力を発揮するので、日頃からバランスの取れた食生活によって腸内を良い状態にしておくことも大切です。
ちなみに、調理を80度以下で行うか、80度を超える時間が10分以内で調理すると成分が保たれます。
長く煮込んだりせず、火を通すならサッとするのがコツ。
サラダなどに使われるミニトマトもエスクレオサイドAを豊富に含んでいます。
トマトは薬膳料理でも使われています。
薬膳ではトマトが血圧を抑え、のどの渇きを癒やし、血液の熱を冷まし消化を促進するとされています。
ピータンとトマト和えがオススメです。
生のトマトとピータンをゴマ油としょうゆで和え白髪ネギを添えるだけ。
冬の季節には、トマトのポタージュスープ、鶏肉のトマト煮、トマト風味のロールキャベツなども薬膳養生にはいいそう。
食卓にはコンスタントにトマト料理を加えて血管をきれいにし、生活習慣病予防を心がけてはいかがでしょうか。

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