おはようございます。
今朝もうっすら淡い富士山です。
周りの雲もうっすらと浮かんでいます。
優しい空に包まれているようですね^^
とはいえ今日も厳しい暑さは続きます。
すでに暑いですが、これからぐんぐん気温が上がり、真夏の暑さに。
そういえば、関東などではまだ梅雨入りの発表されてないんですよね~。
そろそろだと言われ続けてましたが。
東海地方と1ヶ月も差があるなんて。
今日は「傘の日」で暦の上では雑節「入梅」。
「梅雨入り」を意味しているので、平年通りでいけば近々梅雨入りですね。
今日は晴天なので、雨傘ではなく日傘の出番!
自分はめんどくさがりなので、どしゃ降りでなければ傘は使わないし、日傘も持っていません^^;
傘は古代エジプト時代から使われていて、当時は雨具ではなく権力を象徴する道具だったそうです。
やっぱり大人はちゃんとした傘を1本は持っていたいですね。
日焼け対策や暑さ対策もできて、雨の日にも使えるという、1本で多機能の便利な傘も増えてきました。
最近では男性用の日傘が販売されていますし、実際に使用している人を見かけることも増えました。
この機会に自分にぴったりの素敵な傘を見つけてみてはいかがでしょうか。
週末に向けて、あとひと踏ん張り!
水分・塩分補給をしっかりと行って乗り切りましょう!
それでは今日は“サンカヨウ”について書いていきます。
サンカヨウという花をご存じですか。
6月のこの時期に白い小さな花を咲かせますが、なんと、白い花びらが雨に濡れると透明になってしまうという、なんとも不思議な花なのです。
でも、どうして濡れると透明になるのか、その仕組みはまだまだ謎だらけ。
サンカヨウの葉はハスの葉のように大きいのが特徴。
ハスは「荷葉(かよう)」ともよばれ、水辺で育ちますが、それに対しサンカヨウは、ハスの葉に似ていて山で育つからなのか、「山荷葉」と表記されます。
葉にはもうひとつ大きな特徴があります。
それは、大きい葉と小さい葉がセットになっている、ということです。
そして、必ず小さい葉のほうに花が咲きます。
大きい葉のほうに花が咲いていれば、かなりのレアだとか。
水辺で育つハスと違ってサンカヨウは、森林周辺の湿った草地や、樹林の林下で白い花を咲かせます。
北海道と、中部以北の本州に生息し、山の標高や雪解けの時期によって異なりますが、5月中旬から7月上旬にかけて見ごろをむかえます。
本州では鳥取の大山や烏ヶ山の周辺、島根の大万木山山頂付近、尾瀬、白神山地などで群生が見られるほか、北海道では札幌市内の砥石山などでも見られます。
サンカヨウの最大の特徴は、雨に濡れると、それまで白かった花びらが透明になること。
ただ、花びらが透明になった状態のサンカヨウを見るためには、いくつもの自然条件が重ならないと、なかなか出合うことができないようです。
まず、透明になるまでには、かなり長い時間、雨に濡れていなければならないこと。
開花の時期と梅雨がちょうど重なれば、透明な花びらを見ることができるかもしれませんが、雨の少ない時期に開花を迎える地域では、ちょっと難しいかもしれません。
次に、サンカヨウの花が開いている期間がとても短いこと。
咲いてから散るまでは1週間ほどしかありません。
この1週間の間に雨が降らないと、透明にはなってくれません。
さらに、衝撃にとても弱いこと。
少しの衝撃でもすぐに花びらが落ちてしまうので、花びらが落ちずに全部そろっている状態の期間がとても短いのです。そこに、激しいどしゃ降りの雨の滴がバチバチと当たってしまったら、せっかく透明になった花びらもすぐに落ちてしまうかもしれません。
このように、雨の時期と開花の時期が重なること、衝撃が加わらないことなど、透明な花びらがすべてそろった状態のサンカヨウに出合うには、いくつもの条件が必須となり、そのチャンスをつかむのはなかなか難しいといえそうです。
では、なぜサンカヨウは濡れると透明になるのでしょうか。
これには、光が深く関わっているといわれています。
乾いているときのサンカヨウの花は白く見えますが、花びらはもともとが白いわけではなく、花びらの細胞の隙間に光が入り込み、光が散乱することによって白く見えるというのです。
しかし、そこが水で満たされると光の散乱が起きなくなり、光は通り抜けてしまうので、透明に見えるのです。
食器などを覆うラップは透明ですが、クチャクチャと丸めると白っぽく見えます。
しかし、その丸まったラップを水に入れると透明に見える、という現象にたとえられたりします。
また、白いワイシャツを着ている人が雨にあたり水に濡れると、中が透けて見えたり、すりガラスが濡れると透明になる、という原理にたとえられたりもします。
すりガラスの場合、表面には目に見えない小さな凹凸があり、そこに光が当たると乱反射を起こして白く見えますが、ガラスが水に濡れると凹凸のある表面が水の膜に覆われて光を乱反射しなくなり、透明に見えるという現象です。
サンカヨウは、咲き始めた若いときではなく、そろそろ散るかも…という終わりかけのときのほうが、透明になりやすいといわれています。
このように、透明のサンカヨウを見るためには、いくつもの自然のチャンスが重ならないと難しいといわれています。
夏を過ぎるころになると、サンカヨウの実が色づきはじめ、熟すとブルーベリーのような青紫色になります。
実の大きさは2cmほどの楕円形。
かなり大きいので目立ちます。
それがさらに黒っぽくなると食べることもできるそうです。
雨上がりに山歩きをする予定がある方は、透明なサンカヨウにお目にかかることができるかもしれませんね。
そして、もし出合えたとしたら、それはとてもラッキーなことだといえるでしょう。
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