おはようございます。
朝方は雨が降っていたようですね。
通勤中も雨がパラパラ。
昨日より気温が大幅に下がる予報です。服装にお気をつけください☆
今朝の富士山、上半分は雲に隠れてしまっています。
明日は滝のような雨が降るみたいなので、今日はずっと雲に隠れたままかもしれません。
曇りでも紫外線は強いです。こまめに日焼け止めを塗ったり対策をしましょう!
今週は梅雨の走りのような天気になります。
気温差や気圧で体調を崩さないよう気をつけて過ごしてください。
それでは今日は“もの忘れと認知症”について書いていきます。
人間の記憶にはいくつかの種類がありますが、代表的なものが長期記憶と短期記憶ですね。
長期記憶は自分の名前や誕生日など、生涯にわたって保持し続ける記憶。
短期記憶は、かけた後にすぐ忘れてしまう電話番号など、短期的な記憶です。
記憶のメカニズムは諸説ありますが、近年有力視されているのは、「記憶痕跡」と呼ばれるもの。
記憶した際に使った特定のニューロンを刺激することで、覚えたものを思い出すとされています。
一方、忘却については、ヘルマン・エビングハウスの研究が広く知られています。
一度記憶したものは1時間で56%、1日で74%は忘れてしまいます。
その後、緩やかな曲線を描いて徐々に忘れていくのが忘却の仕組みです。
加齢に伴う記憶力の低下はある程度は避けられません。
「顔は覚えていても名前が思い出せない」「取引先への道順がなかなか覚えられない」といった経験が重なると途端に不安を覚えるものです。
もの忘れが酷くなるのはシナプス伝達の効率が悪くなっている証拠です。
シナプス伝達は強くなったり、弱くなったりする性質をもっています。
これはシナプス可塑性と呼ばれ、何度も同じことを学習すると、シナプス伝達が強くなっていきます。
脳の働きも根底にあるのは、ニューロンと呼ばれる神経細胞です。
ニューロンは脳内に複雑なネットワークを張り巡らし、それらはシナプスを介してつながっています。
ニューロンが発生させる電気信号がシナプスによって神経伝達物質に変換され、別のニューロンに伝えられて脳は動いています。
シナプスによる伝達は常に一定ではありません。
より効率的に働くように、使わなくなれば徐々に失われていきます。
脳のエネルギー消費は膨大であるため、使わないシナプスは節約のために徐々に消えていきます。
これが「記憶を失う」という現象です。
「もの忘れ」とは、脳がエネルギーを節約した結果、さほど重要ではないと判断したものを記憶しなくなることで起こると言い換えられます。
加齢によってもの忘れが多くなるのは不自然ではないと言える一方、認知症は別です。
老化によるもの忘れは「忘れた」という自覚がありますが、認知症は脳の異常が要因であるため、体験したこと自体を忘れ、忘れた自覚すらありません。
家族や周囲の人たちから、自分でも気づいていないもの忘れを指摘されるようになったら、病院などに相談してみることが必要です。
認知症は早期発見が重要。早めに診断されて治療を始めれば、進行を遅らせたり、日常生活の工夫で改善できることもあるからです。
日本で認められている認知症治療薬の「アリセプト」などは“根治”のためのものではなく、対症療法的なものですが、最近では認知症の新薬の開発が進んでいますね。
アメリカ大手製薬会社バイオジェンとエーザイが共同開発している「アデュカヌマブ」は世界初のアルツハイマー病の根本的な治療薬として注目されています。
アルツハイマー病は脳たんぱく質「アミロイドβ」が蓄積して発症します。
アデュカヌマブはこれを除去し、認知機能を改善することが期待されています。
しかし、アミロイドβが溜まりすぎていると効果は期待できません。
やはり言えるのは早期発見・早期治療が基本ということです。
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