【2021年4月24日 今日の富士山】

おはようございます。
土曜日の朝は、この時期らしく霞んだ富士山が見えました☆
近所に菜の花とつつじが咲いているので、富士山とのコラボが楽しめます。
もうそろそろ菜の花シーズンが終わってしまいますね。
お散歩がてら公園へ行ったのですが、案の定人がいっぱい。
足早に春の花を観賞してすぐに帰ってきました^^
GW中も公園はどこもいっぱい人が集まりそうで、屋外とはいえ行くのに躊躇してしまいますね。
そして今日は空気が冷たくて少し肌寒いです。
日中も昨日よりも気温が低くなるため、体調を崩さないよう服装にご注意を。
良い週末をお過ごしください☆
それでは今日は“アボカド”について書いていきます。
「栄養の優等生」といわれるほど栄養価が高く、「世界でいちばん栄養価の高い果実」としてギネスブックに記録されるほどのスーパーフード「アボカド」。
店頭では1年中売られていますが、実は4~6月のこの時期のアボカドは油分が多く、とくに味が良いのだそうです。
腸内環境の改善に役立つ「食物繊維」が豊富なうえに、リラックス効果をもたらす「カリウム」が豊富に含まれるため、「心と体の栄養になるスーパーフード」と絶賛の声も。
しかし、スーパーフードのアボカドでも「間違えた食べ方」をしてしまうと、その効果は激減してしまいます。
アボカドは「森のバター」とも呼ばれるほどクリーミーで、果肉の約20%が脂肪だといわれています。
「脂肪が多い」と聞くと健康のためについ敬遠してしまいますが、実はアボカドの脂肪は、その8割が体にいいといわれる「不飽和脂肪酸」。
コレステロールの心配はなく、むしろ「悪玉コレステロール」を減らす効果があるのだそうです。
そのため、コレステロールが気になる人や、コレステロール値を上げる肉食がちな生活をしている人には、とてもありがたい食材なのです。
しかも、この『不飽和脂肪酸』はアボカドが熟すにつれて多くなるそう。
スーパーフードであるアボカドの健康効果を効率よく得るためには、「完熟のアボカドを選ぶこと」が大事なんですね。
アボカドが完熟かどうかは、まず「果皮の色」で見分けることができます。
果皮が緑色のものは未熟な状態。熟度が進むにつれてだんだん黒く変色していきます。
また、熟度が進むにつれて柔らかくなっていくので、選ぶときには「なるべく黒くてつやがあり、少しふっくらとしたもの」にしましょう。
購入したアボカドが硬い場合には、自宅で追熟させれば大丈夫です。
暖かい場所に置いたり、バナナやりんごと一緒にビニール袋に入れたりすると、追熟を早くすることができます。
また、脂肪が多いアボカドには、「満腹感を得られる」というメリットもあります。
もちろん食べすぎは禁物ですが、「良質な脂肪」で満腹感を得ると、食べすぎを防ぎ、ダイエットにもつながります。
アボカドは切ったところからどんどん色が悪くなるので、料理をするときには変色しないように「下処理」をすることが多いと思います。
アボカドの色止めといえば「レモン」が一般的ですが、実は、「レモン」をはじめとしたフルーツは「消化の速い『ファストの食品』」になります。
「アボカド」のような「消化の遅い『スローの食材』」と組み合わせると「腸の詰まりの原因になる」と考えられます。
消化のスピードの違う食材がお腹の中で混ざると、どちらの食べ物も「本来の消化のペース」で進むことができなくなり、結果的に「腸全体の流れ」が遅くなってしまうのだそうです。
そうすると、長時間にわたって腸内にとどまった食べ物は、やがて体内で腐敗して、消化管の壁に張り付きます。
腸は狭くて通りにくくなり、排泄物が流れていこうにもスペースがなくなり、「腸の詰まり」の原因になるというのです。
「腸の詰まり」を防ぐには、ぜひ「レモン以外の方法」で色止めしましょう。
例えば、変色は空気に触れたところから進んでいくので、しっかり「ラップ」で包んでおくのもいいですね。
また、ディップなどでラップができない場合は、レモンではなく「お酢」を使っても同じような色止めの効果を得ることができます。
お酢のにおいが気になるときは、「電子レンジ」を使うのもいいでしょう。
カットしたアボカドを、ラップをかけずにレンジで数十秒温めるだけで、アボカドの色をきれいに保つことができます。
それでは、「レモン以外」の食材と「アボカド」の相性はどうなのでしょうか?
「レモン」のほかに、よくある組み合わせでNGなのは「トマト」です。
クリーミーなアボカドと甘みと酸味のあるトマトは、味のうえでは相性抜群なのですが、実は、レモン同様、「トマト」も「消化の速い『ファスト』の食品」。
腸のことを考えると「アボカド」×「トマト」の組み合わせはおすすめできません。
「アボカド」は、「スローの食材」と組み合わせるようにしましょう。
野菜は、「トマト」「かぼちゃ」「ピーマン」「パプリカ」以外であれば、ほとんどの野菜が、アボカドと同じ「スローの食品」です。
「ブロッコリー」や「レタス」といったほとんどの野菜は安心してアボカドと組み合わせることができます。
今回、アボガトを食べる人が知らない盲点について解説しましたが、ここで1つ大事な点があります。
それは、「どんなスーパーフードも、消化管が詰まって正常に流れていなければ、腸の中で奇跡を起こせない」ということです。
いくら体にいい物質を食べても、体内で吸収するための唯一の通路「腸の壁」がふさがっていては、効果を発揮できないまま体から排出されることになってしまいます。
「ただ体にいいものを食べる」のではなく、「『腸の詰まり』を取る」ことで「あらゆる食べ物の栄養をしっかりと吸収できるようにする」ことが大切です。
せっかくの「スーパーフード」。
その力を体に取り込むためには、ぜひ「腸を詰まらせない食べ方」を心がけ、消化管のコンディションを整えてあげてくださいね。

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