【2021年3月11日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝は春霞の中に、幻想的な富士山を見ることができました。
いつも雄大で力強く見える富士山も、霞たなびく春は優しい感じに見えますね^^
そして、今日であの東日本大震災から10年。
皆さんそれぞれ、色々なことを思い、色々なことを考える一日になると思います。
被災地で暮らす人からは「11日だけでも家族や大切な人と防災について考えて」といったメッセージも発信されているように、今日は改めて備蓄品や非難行動、避難経路の確認などを皆で見直したいですね。
過去のことや他人事と捉えるのではなく、震災の教訓を未来に繋げていけるよう、一人一人が自分事として考えることが大切だと思っています。
本日午後2時46分は、亡くなられた方のご冥福を祈ってそれぞれの場所で黙祷を。
当たり前の毎日に感謝し、日々精一杯過ごしましょう!
それでは今日は“非常食の備え”について書いていきます。
大きな台風や地震などによって、電気やガス、水道が止まってしまった時のために、最低3日分くらいの非常食を備えていた方がいいといわれています。
ただ、家族4人ですと、1日3食×4人分×3日間=36食分の非常食の用意が必要です。
費用もかかり、気が付いたら賞味期限が過ぎていて捨てることになったという失敗も多いです。
それに普段から食べなれていない物は結局捨ててしまったことはありませんか?
ここでは簡単にできる、非常食の備えについて、ご紹介したいと思います。
1. 飲み水
飲み水は、家族4人であれば、3リットル×4人分×3日間=36リットルは、必要だといわれています。
普段から、次の日に料理や飲み水に使う用の水を、寝る前に、大きめのピッチャーや鍋や空き容器にためるようにします(備長炭を入れておくと、美味しくなります)。
また、バッグインボックスと呼ばれるダンボール箱にはいった水を、10リットルパックで、3~4箱を常備。
袋に入った水が段ボールに入っていて、注水口を引き出すだけで、そのまま使えます。
ペットボトルのゴミも出ず、コンパクトなので、場所もとりません。

2. 米
パックのご飯を非常食用に買っている人も多いと思います。
パックのご飯は、電子レンジで2分加熱すれば食べられますが、電気が止まってしまったら、鍋で15分も温めないと食べられません。
電気やガスが止まってしまったら、カセットコンロと鍋で10分ぐらいで簡単にお米からご飯を炊くことができます。
何度か、鍋でご飯を炊く練習をしておくといいと思います。
普段からお米を多めに買いおきするようにすると安心ですね。

3. 味噌
お味噌は、だし入りや減塩味噌以外は、常温保存が可能です。
電気が止まってしまって冷蔵庫が動かなくても、カビが生えなければ食べることができます。
お湯を沸かして、お味噌とワカメなどを入れれば、即席みそ汁が作れます。
わざわざフリーズドライのみそ汁を買わなくても、お味噌を多めに買いおきしておけば大丈夫です。

非常食は管理が難しく、食べ切れなかったり、食べ慣れなかったりで、廃棄がとても多いそうです。
もちろん、非常食を使う機会がなかったのは、良いことでしょう。
しかし、非常食とはいえ、食べ物を廃棄することは問題ですし、お金がムダになってしまいます。
また、ゴミが増えれば地球温暖化が進み、災害が増えるといわれています。非常食をいろいろ買い込まなくても、ご飯とお味噌汁で十分ではないでしょうか。

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