【2021年1月30日 今日の富士山】

おはようございます。
1月最後の週末ですね。
風もおさまり穏やかな天気になりました。
青空にくっきりと富士山の雪化粧が映えています♪
やはり冬の富士山はこうでないと。
週明けから雨の予報なのでまだ白富士は継続されると思われます。
冬の日本は、雪の降る地域と降らない地域でかなり天気や気温の差がありますね。
豪雪に苦しめられている地域では今日まで冬の嵐が続くようです。
静岡県は場所にもよりますが、静岡市や浜松市のような人口が多いところではめったに雪が降りません。
これは本州で最も雪が降らない場所と言えるそうです。
雪や寒さに慣れていない人が多いので、道が凍結した際は事故や怪我をしないよう十分気を付けてお過ごしくださいね。
2月上旬からは杉花粉の飛散が始まる予想となっています。
基準値を超えるような量になるそうなので、花粉症の方はそろそろ対策をした方がよさそうです。
今月もお疲れ様でした☆良い週末をお過ごしください!
それでは今日は“雪の名前から見える風景”について書いていきます。
地域などによる違いはありますが、1月下旬~2月は降雪の多い時季です。
降り方や性質などによって、雪にはいろいろな名前が付けられています。
【1】にわか雪
「にわか雨」ほどは聞かない言葉かもしれませんが、「にわか雪」という言葉もあります。「にわか」は、漢字では「俄」と書きます。「にわか」は「物事が急に起こるさま」を意味するので、「にわか雪」は「急に降り出して、まもなくやむ雪」のことです。吹雪くようなことがなければ、にわか雨よりはにわか雪のほうがよいと思う人が多いのでは!?

【2】深雪
「深雪」は「しんせつ」とも「みゆき」とも読み、「深く積もった雪」のことです。「みゆき」と読む場合、雪の雅称(がしょう)や美称を意味することもあります。この使い方では「御雪」と書くこともあります。「しんせつ」といえば、「新しく降り積もった雪」の「新雪」もありますね。

【3】あわゆき
「あわゆき」を、「泡雪」「沫雪」と書けば「泡のように溶けやすい雪」のことで、「淡雪」と書けば「春先に降る、うっすらと積もって、すぐに溶ける雪」のことです。「泡雪」「沫雪」と「淡雪」はかなり似ていますが、微妙に違う感じもします。「泡」と「沫」を合わせた熟語の「泡沫(ほうまつ)」は「あわ」「あぶく」のことで、「泡沫の恋」とか「泡沫候補」などの使われ方もします。一方の「淡雪」は、そのまま「淡い雪」と読めば、微妙な違いもわかるような気がしますが、どうでしょうか。

【4】細雪
「ささめゆき」と読み、「こまかに降る雪」や「まだらに降る雪」のことです。小説や歌のタイトルにも使われる「細雪」。「ほそゆき」「こまゆき」「さいせつ」などではなく「ささめゆき」と読む、この言葉の響き自体が、どこか心の琴線に触れるのかもしれません。

【5】銀世界
「銀世界」は「雪が降り積もって、あたり一面、白一色になった景色」のことです。「白一色なのに、どうして『銀世界』なの? 『白世界』でもいいんじゃないの?」と疑問を抱く人もいるでしょう。「銀」は一般的には「ぎん」と読みますが、「しろがね(古くは「しろかね」)」と読むこともできます。銀(しろがね)は「白金」のことで、銀色(しろがねいろ)は「銀のように光る白色」を意味します。「白金(プラチナ)のように光る白色」と考えると、一面の雪景色を「銀世界」というのも納得できるのでは!?

【6】雪持ち/垂り雪
「木の枝や葉に雪が積もっていること」を「雪持ち(ゆきもち)」といいます。(雪持ちには、ほかに「屋根の積雪が落ちるのを防ぐ装置」の意味もあります)「垂り雪」は「しずりゆき」と読み、雪を付けずに「垂り」ということもあります。「垂る(しずる)」は「木の枝などから雪が落ちる」ことなので、「垂り雪」は「木の枝などから落ちる雪」のことです。雪持ちの雪が垂り雪になると、春が少しずつ近づいているのを感じるでしょう。
雪が舞うこの時季、雪にまつわる名称から、雪の世界を感じとることができるなんてステキですね。

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