おはようございます。一面に青空が広がり冬晴れの朝となりましたね。
雲もなくここ数日で一番鮮明でキレイな富士山を見ることができました^^
やっぱり雪の量が減ってきていますね。
またこんもりと積もるのでしょうか。それとももうこのまま春へ衣替えしていくのか。
これからの富士山の変化が楽しみです☆
今日は空気が乾燥しているので手洗いうがいを念入りに行ってウイルス対策をしてくださいね。
西日本では数日前から今季一番の寒気がなだれ込んで暴風や雪で荒れた天気となっているようです。
西日本だけに限らずどこで路面が凍結しているかわからないので車の運転など十分に気をつけてください。
では今日は“カルシウムとイライラの関係”についてかいていきます。
「カルシウム不足でイライラする」「カルシウムが足りないから怒りっぽい」というのは本当でしょうか?
確かにカルシウムには、心拍を規則正しく保つ、筋肉の収縮などに必要であるといった大事なはたらきがあり、神経伝達に関与していることは間違いありません。
そのため、カルシウム不足が原因で、イライラなどの不調が起こるという考えが生まれたのかもしれません。
しかし実際には、皆さんご存知の通り、カルシウムは骨などの成分でもあり、直接代謝に利用しないカルシウムが体内にはしっかり存在しています。
もし代謝に使うカルシウムが不足してしまった場合は、骨から補充されるのです。
そのため、牛乳や小魚などからカルシウムを意識的に摂っていない状態でも、血液中のカルシウム量は常にほぼ一定に保たれています。
カルシウムの摂取不足でイライラするとか怒りっぽくなるということは、栄養学的には考えにくいといっていいでしょう。
それではなぜこのような噂がまことしやかに一般化してしまったのでしょうか。
これは、そもそも上記のような誤解があることに加え、カルシウム摂取量が不足している人が非常に多く、多くの人に「カルシウム足りてないんじゃないの?」という指摘が当てはまるからではないかと思います。
例えば、「平成30年国民健康・栄養調査報告(PDF)」でカルシウム摂取量をみると、20歳以上の男性504mg、女性500mgです。
これに対して「日本人の食事摂取基準(2020年版)(PDF)」では、18~29歳の男性は650mg、30歳以上の男性は600mg、15~74歳の女性で550mg、74歳以上の女性で500mgが推定平均必要量と定められています。
つまり、年代によって差はあるものの、多くの人が50~150mgのカルシウム不足の状態にあることが分かります。
カルシウムは先述の通り、不足したからといってすぐに欠乏症などの症状が出るわけではありません。
しかし「骨や歯から血液に補充する」ために骨のカルシウムは少なくなっていきますから、「骨粗しょう症」のリスクが上がったり、歯がもろくなったりというような将来的な問題は起こりやすくなります。
イライラや怒りっぽさとの問題とは関係なく、やはりカルシウムはしっかりと摂りたいところです。
それでは、不足している50~150mgのカルシウムを補うにはどうすればよいでしょうか?
最も手軽で簡単なのは、牛乳を飲むことです。正確には牛乳100gあたり220mgというのが「日本食品標準成分表(2015年版)」の数字ですが、ざっくり1cc=1mgと換算すれば問題ありません。
小さめのコップ1杯(150ml)程度を飲めば、150mg程度の追加は可能になります。
牛乳が苦手でも、乳製品が食べられるのであれば同じような効果は得られます。
乳製品が苦手な場合には、小魚、海藻、大豆および大豆製品、緑黄色野菜などの食品に多く含まれていますから、意識的に摂取するように心がけましょう。
血液中のカルシウム不足が起こると、代謝に問題がないように骨からカルシウムを溶け出させてまで血液濃度を保とうとするのは前述の通り。
これほどまでに大切なカルシウムですが、実は不用意なダイエットによって、代謝に負担がかかり骨塩量が低下してしまうことをご存知でしょうか?
日本人の中高年女性が半年間、栄養士指導の食事療法をしながら減量したにもかかわらず、骨密度が低下してしまったという研究結果もあります。
もちろんその後はこの結果をうけて、栄養士たちがカルシウム摂取についてもしっかり指導を行い、骨密度を低下させずにダイエットを成功させられるようになりましたが、専門家のアドバイスもなく、カルシウムの摂取量にも栄養バランスにも配慮のないダイエットをした場合どうなってしまうのかは、簡単に想像ができると思います。
ダイエット法を選ぶ際には、十分に気をつけてください。
なお、骨粗しょう症は特に閉経後の中高年の女性に罹患率の多い病気ですが、実際に骨にカルシウムを溜め込むことができるのは思春期までです。
20~30代はMaxの状態をキープできますが、40代辺りから少しずつ骨密度が低下していき、悪くすると骨粗しょう症や骨折ということにつながっていきます。
カルシウムは年代を問わず「骨を強くするために摂る」、特に思春期は「Max値を上げるためにかなり積極的に摂る」ことをおすすめします。
このように体にとって大切なカルシウム。とはいえ、安易にサプリメントに頼るのは考えもの。
サプリメントは手軽なだけに、過剰摂取による身体への悪影響が懸念されます。上手に「食品から」摂るように心がけましょう。
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