おはようございます。
3連休の2日目。朝はまだ雨が降っておらず富士山を見ることができました☆
関東地方は台風の進路から離れているものの急な雨、突風などに注意が必要な1日となりそうです。
台風接近に伴って「気象病」に悩まされている方もいると思います。
気象病は、気圧や湿度、気温などの変化に影響を受け、引き起こされる不調や病気です。
気圧の変化をきっかけとする頭痛や関節痛、めまい、肩こり、イライラなどが知られています。
ほかにも心臓病や脳卒中、うつなどの精神疾患、喘息、歯周病など、多くの病気が気象の変化により悪化することがわかってきています。
普段は気象の影響を意識することがなくても、台風のときに気づく人もいるかもしれません。
そこでお勧めなのが「耳マッサージ」です。
(1)親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上・下・横に、それぞれ5秒ずつ引っぱる
(2)耳を軽く横に引っぱりながら、後ろ方向に5回、ゆっくりと回す
(3)耳を包むように折り曲げて、5秒間キープする
(4)手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回す。これを5回行う。
気象病は内耳が大きく関係しています。内耳の血流が悪くなって、気圧のセンサーや自律神経に影響していることが少なくないのです。
『くるくる耳マッサージ』を行って、内耳の血流が良くなると自律神経が整い、気象病の予防や改善につながります。
朝昼晩に1回ずつ、毎日続けてみてください。
台風だけでなく下り坂の天気や寒暖差による気象病も予防・改善できるかもしれません。
自律神経を整えるためには、十分な睡眠、適度な運動も不可欠です。
普段から規則正しい生活を心がけてくださいね。
では今日は“還暦の赤いちゃんちゃんこ”についてかいていきます。
そもそもなぜ還暦は60歳なのでしょうか。
還暦という文字の通り「暦が巡ってくる、自分が生まれた干支に戻る」だったら、12年じゃないかと思うかもしれません。
しかし、干支というのは十二支ではなく十干十二支(じっかんじゅうにし)の略なのです。
十二支とはみんなが干支と思っている「ね、うし、とら…」の十二の動物。
そして十干は、「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと」です。
例えば甲子園球場が完成したのが「甲子(きのえ)」の年で、甲子園球場の名前はこの十干十二支に由来します。
このように、干支とは、十干と十二支で構成されているもので、一巡するのに60年かかるのです。
赤いちゃんちゃんこは、太陽や血液などを想像させる生命力のあるエネルギッシュな色。
昔は、生まれたばかりの赤ん坊には、赤い色を着せて魔除けをしていました。
そして江戸後期、庶民に還暦祝いが浸透したときに、江戸では袖なし小袖が流行していました。
60歳で赤ちゃんに戻ると考えられていたので、赤い色、そしてその時期の流行した袖なし小袖が形を変えず受け継がれているのです。
ちなみに赤ちゃんが赤ちゃんと呼ばれる由来は、赤ちゃんの肌が真っ赤な色をして産まれてくるからです。
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