おはようございます。今日は昨日よりさらに暑く昼間は30℃に近づくところもあるそうです!
今朝は富士山周辺に雲がたくさんでしたが、次第になくなってギラギラとした日差しが出てきそう。
熱中症には引き続き気をつけてくださいね。
今日6月18日は、おにぎりの日です。
日本最古のおにぎりの化石が見つかったのは、石川県鹿島郡中能登町にある杉谷チャノバタケ遺跡でした。1987年(昭和62年)のことです。丘陵地帯の中腹にあった竪穴式住居から発見されたとのことですが、小さなちまき状をした炭化米の塊になっていたそうです。
この場所は、当時、鹿西町(ろくせい町)と言われていました。この地名の「ろく」から「6」を、また、「米」は、「八」と「十」と「八」という字でできている漢字ということから「18」を組み合わせて、6月18日をおにぎりの日に制定したそうです。
ところで、おにぎりとおむすびの違いをご存知ですか?
諸説ありますが、地域で異なるという説、つまり東日本では「おにぎり」、西日本では「おむすび」と呼ぶことが多いとする説や、形によって呼び名が違うという説などです。
日本おにぎり協会では、三角形に握ったものは山の形をしている、つまり神を表す形をしていることから、神の力を授かるためにいただくものだということで、「おむすび」と呼ぶのではないか、と言っています。そこには明記されていませんでしたが、おそらく、神の形をした三角形を「おむすび」と呼ぶのは、神と結ばれるという意味からきた呼び名なのかもしれませんね。
一方で、「おにぎり」は握り飯からきているので、どんな形でもよい、とのこと。
その根拠は明確ではありませんが、いずれにしても、三角形が「おむすび」で、俵形や丸く握ったものが「おにぎり」だとする説もあるということです。
実はおむすびの日もあるのです。
「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000年に1月17日を「おむすびの日」に制定しました。
1月17日は阪神大震災が発生した日です。あの時、食べるものもなく困っていた被災地では、炊き出しのおにぎりで多くの被災者の方々が救われました。あの日を忘れないためにも、あの時の炊き出しへの感謝を忘れないためにも、この「おむすびの日」が制定されたと言われています。
どうして「おにぎり」でなくて「おむすび」なのか。それは、人と人との結びつき、人と人とが手を結ぶ、といった意味でおにぎりではなく、おむすびにしたのではないでしょうか。
6月18日だけに限らずに、梅雨が明けたら青空のもと、手作りのおにぎり弁当を広げて、日本の食文化をしみじみと味わうのもいいのではないでしょうか。
くれぐれも食中毒に気をつけてくださいね☆
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