【2019年1月9日 今日の富士山】

おはようございます。
綺麗な青空が広がっていますが、今日は全国的に昨日より気温が下がり寒さが厳しく感じられます。
昨夜からかなり寒かったので、やはり昨日よりも富士山が白くなっていました^^
風も強く、一層寒くなりそうです。雪の降るところでは吹雪になるところも。
場所によっては交通機関に影響がでるので注意が必要です。
今日は一段と暖かくして過ごしてくださいね!
さて今日は“みかんの白いスジ”についてかいていきます。
冬に食べたくなるものと言えば、みかん。
暖かい部屋でみかんを食べながらまったり過ごす時間は日本人にとっては至福の時間ですよね。
そのみかんの果肉表面に付いている白いスジまで丁寧に取り除いてしまっていませんか?
スジがあると食べにくいし、取った方が美味しいと思われている方も多いようですが、実はこのスジには物凄い美容効果があるのです。
みかんの白いスジの正式名称は「アルべド」。このアルべドにはビタミンPが豊富に含まれており、抗アレルギー作用、コレステロール値の改善など様々な効果をもたらすと言われています。
アルベドに含まれているビタミンPの量は、何と果実の約100~300倍!
食物繊維も豊富なため、腸内環境を整える働きも期待できるので、捨てるのは勿体無い!
みかん由来のポリフェノールであるヘスペリジンもアルベドには含まれています。
このヘスペリジンがとても優秀で、毛細血管を強化させる効果などがあり、ダイエットやアンチエイジング、美肌にも良い成分。
基本的に、果物や野菜で最も栄養成分が含まれている部分が“皮と身(実)の間”です。
見た目や食べやすさを重視するあまり、皮を厚めにむいて、その皮を捨ててしまう方も少なくありません。
それはつまり、栄養価のかたまりを捨ててしまっているようなもの。
せっかく栄養成分に期待して摂っていても、その効果はほぼ得られていないことにもなりかねません。
また、みかんの皮にもポリフェノールが多く含まれています。
4、5日程度乾燥させた皮を細かく刻み、ミキサーにかければ「陳皮(ちんぴ)」の完成。
身体を温め風邪予防にもなると言われる「陳皮」。
調味料としてお蕎麦やうどん、紅茶等に入れて頂きます。
例えばリンゴの皮と果肉の間にも、リンゴのポリフェノールが詰まっています。
また、さつまいもには皮と身の間にヤラピンという成分が含まれていますが、食物繊維との相乗効果でダイエットにも最適。
さつまいもの紫色の皮にはアントシアニンというポリフェノールが含まれているので、美容と健康のためには、皮ごと食べることが大切なのです。
ちなみに玉ねぎの外側の茶色い皮には、ケルセチンと呼ばれるポリフェノールが豊富。
脂肪吸収抑制機能によるダイエット効果や、抗酸化作用によるエイジングケアなど、女性にとって嬉しい効果が挙げられます。
そのまま食べるのは難しいので、市販の粉末タイプのものをスープや味噌汁、料理などに混ぜて活用するのが良いですね。
皮を捨ててしまっていた方は、これから是非、皮と実の間の栄養成分に注目してみてはいかがでしょうか。

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