【2017年12月20日 今日の富士山】

おはようございます☆今日はめずらしく朝から富士山周辺に雲が多くみられました!毎日富士山を見ていると空の変化も観察することができて面白いです♪
今日は昨日より最高気温が3度も低くなる予報です!日差しの出る昼間でも空気が冷たく身体の芯から冷えてしまいそうです。
コートを着てさらにヒートテックやマフラーや手袋の防寒もしないと寒さが防げないかもしれません(>_<)もうすぐクリスマスなので風邪をひかないように注意してくださいね☆
さて今日は“メリークリスマスという挨拶”についてかいていきます☆
12月後半になり、どこを歩いてもクリスマスソングが流れていますね。あちらこちらから We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year! と聞こえてきますが、どうしてクリスマスのあいさつだけ happy ではなく、 merry を使うんですしょうか?
不思議ですよね。「merry new year」とも「Happy Christmas」とも日本ではそんなに聞かないし。しかし実はイギリスでは「ハッピー・クリスマス」というのは主流です。
では「Merry new year」という表現が使われないのはなぜでしょうか?
記録上初めてmerryがイギリスで使われたのは1500年代で、その使用が広まったのは1800年代。チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』が出版されたあたりのよう。その後、Merry ChristmasとHappy Christmasのどちらも使われるようになったようです。
19世紀後半あたりには、merryの「酒を飲む」というニュアンスから「宗教行事に酒を飲むなんて、下流市民のすることだ」ということで、「Happy Christmasのほうが本来の宗教的な意味として好ましい」という考えが中流階級の人たちのあいだで広まったという面白い記述も! 
・Merry Christmas(お酒を飲んで)楽しいクリスマスを!
・Happy Christmas(幸せな)クリスマスを!
という意味で今は一般的に使いわけられているみたいです。
いくつかのサイトで書かれていたうわさによると、この理由から、エリザベス女王はHappy Christmasのほうを好んで使うとのこと。そういえば、女王は毎年クリスマスにスピーチをするんです。動画を検索して視聴してみると、たしかに最後にI wish you a very happy Christmas. と言っています。
merryの起源はともかく、イギリスではhappyでもmerryでもどちらでも構わないというのは間違いないようですね。でも、いまでは誰も気にしていないのでしょうが、もともとニュアンスの違いがあったというのは面白いですね。

「アメリカ人はHappy Christmasというのは使わない」とのこと。
オーストラリア人にも尋ねてみました。「どっちも言うし、別に意味の差は感じない」とのことです。カナダでもHappy ChristmasとMerry Christmasの両方を使うようです。やっぱり、英連邦王国内はどの国でもイギリス式なのでしょうか。
でもアメリカではHappy Holidaysというのが『政治的に正しい』とされているから、Merry Christmasは使わないほうがいいらしい。そう言えば、いつのころからかアメリカでは、キリスト教以外の宗教を信仰する人や宗教信仰をしない人への配慮としてMerry Christmasではなく、Happy Holidaysという表現を使うことが一般的になってきました。特にサービス業ではそれが「すべてのお客様に配慮している証し」のようになったのです。クリスマス色を出しすぎると反発が起きるような風潮もありました。
Merry Christmas! (楽しいクリスマスを!)
Happy Holidays! (すてきなホリデーシーズンを!)
Happy Holidaysと言っておくと無難かも?
でも、これは企業の話で、個人レベルでは気にせずMerry Christmasを使う人も多いです。Happy Holidaysを使うのは、仕事上のお付き合いでのあいさつや、明らかに相手がキリスト教徒ではないとわかっているときくらいかもしれません。Merry Christmasと言われると、I’m not a Christian! (オレはキリスト教徒じゃない!)とムッとする人もごくまれにいますので、そういうのが面倒くさいから「とりあえず初めからHappy Holidaysと言っておく」という感じで使う人も多いようです。
近年では逆にその「政治的に正しい」風潮に対する一部のキリスト教徒の反発が起きて、今度はHappy Holidaysを使っている店をキリスト教徒がボイコットするなんていう極端な例も……。ドナルド・トランプ大統領までがWe’re all going to be saying “Merry Christmas” again. (アメリカ国民はみな、また「メリークリスマス」を使うようになる)なんて言ってニュースになったこともありましたね。
スターバックスがホリデーカップからクリスマスのデザインを排除したことに反発した人の動画が、一時期よく取り上げられていたのも記憶に新しいです。アメリカのスターバックスでは、注文時にお客さんの名前を聞き、それを店員がカップに書き入れて、飲み物が完成するとバリスタがその名前を読みあげるシステムなのですが、「名前を『メリークリスマス』にすれば、奴らが『メリークリスマス』と言わざるをえなくなる! 名前を聞かれたら『メリークリスマス』と言おう!」なんて呼びかけをしている動画で、あちこちで話題になりました。
アメリカでは、このHappy Holidays vs. Merry Christmas論争が12月になると盛り上がるようになってきました。ほとんどの人はおそらく「どうでもいい」と思っているのだと思いますが、メディアも面白がって取り上げるし、SNSで極論派の方々がやり合うので、話題にのぼりやすくなったのでしょう。
クリスマスなり、ただの休暇なり、別の行事なり、せっかく相手を気遣ってかけるあいさつなのに、こんなふうに争いの原因になるのは、本当に悲しいですね。相手がどれを言おうと、自分は自分の心地のよいフレーズで答えるというのではダメなのでしょうか…。
でも、どのような形であれ、こういったイベントがあるのは、いくつになっても心躍ります。その土地や家庭に合わせた素敵な年の瀬の過ごし方ができれば、happyでもmerryでも、ChristmasでもHolidaysでもいいのではないでしょうか。

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