今日は少し雲が多いですが富士山は顔を出してくれました♪夕方から雨の予報となっていて風もありますが蒸し暑いです…(>_<)しかし華の金曜日!今日1日頑張って良い週末を迎えましょう!
さて今日は“お茶の雑学”についてかいていきます☆
1. 同じお茶の木から緑茶も紅茶も烏龍茶も作れる
意外かもしれませんが、緑茶、紅茶、烏龍茶の3種類の違いは「茶葉の作り方」であって、同じお茶の木からそれぞれを作り分けることができます。
緑茶、紅茶、烏龍茶などのお茶はすべて学名「カメリアシネンシス」というツバキ科の茶の樹からできていて、この木の生葉を乾燥・発酵させてつくる際に発酵度合いを変えることによって、緑茶、紅茶、烏龍茶などのさまざまな種類のお茶になるのです。また、これらのお茶に花の香りを付けたものは「花茶」といい、ジャスミン茶などが「花茶」にあたります。
2. 中国人は烏龍茶をあまり飲まない
日本人にしてみると烏龍茶は中国のお茶というイメージが強いですが、実は中国では緑茶が主流。地域によって緑茶は高級なものですが、烏龍茶は貧乏人が飲むものだというイメージが強い地域もあったようで、烏龍茶を飲む中国人は少なかったそうです。ただ最近は日本からの逆輸入や健康ブームが起こった結果、烏龍茶を飲む中国人も増えているのだとか。
3. 海外では緑茶に砂糖を入れることが多い
日本ではグリーンティーと言うと普通の緑茶をイメージしますよね。ところが海外では、砂糖を加えて甘くした緑茶がグリーンティーとして認識されています。
海外で緑茶はヘルシーなイメージを強く持たれていて人気があるのですが、その苦味が苦手な人も多いのだとか。そこで砂糖などを入れて、緑茶を甘くしたものがグリーンティーと呼ばれ好まれているのです。
また、グリーンティーにミントやフルーツの香りなどつけたフレーバーティーも人気があるそうです。紅茶にも砂糖を入れて飲むのだから、緑茶を甘くするのもおかしくないという発想なのでしょう。
4. 緑茶の日が5月2日の理由
毎年5月2日は緑茶の日だとされています。緑茶の日が5月2日に決められたのは、この時期が八十八夜にあたり、茶摘みの最盛期であることが由来となっているそうです。
この頃に摘まれる茶葉は新茶の中でも最も美味しいものだとされていて、昔は不老長寿のお茶とまで言われていたのだとか。5月2日はゴールデンウイークの真っ只中なので、静岡などのお茶所では毎年色々な茶畑で茶摘み体験も催されています。
5. 急須がなくてもお茶を入れられる
最近は急須がないというご家庭も多いようです。しかし、茶葉はお土産や冠婚葬祭での定番であるため、貰ったは良いけどそのまま使わずに眠らせてしまっているという場合もあるのではないでしょうか。
そんな時にオススメなのがお茶パックでお茶を入れる方法。お茶パックを使えばお湯を沸かさなくても、水出しで簡単に緑茶が飲めるのです。お茶パックは100円ショップでも購入できるので、せっかくもらった緑茶を有効利用してみてはいかがでしょうか。
6. 緑茶のカフェインはビジネスマンに最適
疲労を蓄積させながら身を削って働いているビジネスマンが最も眠くなってしまうのは昼食後。体が疲れているとどうしても食後は眠たくなってしまうものです。そんな時には眠気覚ましでコーヒーを飲む人が多いとは思いますが、緑茶(特に玉露)と言う選択肢もアリです。
緑茶にもカフェイン(100mlあたり20mg)が含まれていて、特に玉露には100mlあたり120mgと、実はドリップコーヒーの100mlあたり90mg(焙煎方法にもよるが)よりも多く含まれているのです。
また、緑茶に含まれているカテキンやビタミン類は口臭予防にも役立つので、コーヒーを飲んだあとの独特の口臭を気にする必要もなくなります。大事な商談の前には、緑茶を飲んで頭も口の中もスッキリさせてみましょう。
7. 最も高い日本茶は1キロ112万円
お茶の値段はまさにピンからキリまで。最も高価な日本茶はいくらくらいするのかと言うと、なんとかつて静岡で落札されたお茶に1キロ約112万円の値がついたという記録が残っているそうです。
8. 中国には虫の糞を使ったお茶がある
中国には虫糞茶(ちゅうふんちゃ)と呼ばれるお茶があるのですが、その原材料は信じられないことに蛾の幼虫の糞……! 茶やコナシの葉を食べる蛾の幼虫のフンを乾燥させて作る虫糞茶は赤茶色をしていますが、フン特有の悪臭はなく、香り高くてハチミツの甘みを含んでいると言われています。
どうしてこんなお茶を飲むようになったのかというと、まずきっかけとして茶葉を保管していた小屋が雨漏りによって蛾の発生を招いてしまい、殆ど茶葉を食べられて糞だけが残るという事態が起こったことがあったそうです。
これを片付けようとしたところ、フンが偶然水の中に落ちると同時に水が赤く変色し、同時に茶葉の繊維が現れることに気づいたそうで、試しにお湯を入れて飲んでみたら美味しかったので人工的に作り始めるようになったのだとか。
9. アフリカにはゾウの糞を使ったお茶もある
アフリカの東部にはサバンナティーと呼ばれるお茶があるのですが、この原料はなんとゾウの糞。1年ほど乾燥させてから煮出すと紅茶に似た飲料になるのだとか……。
ゾウは草食動物であり、なおかつ体内で40%程度しか消化されないため植物が持っていた薬効成分が残っているそうで、体内で発酵されることによって独特の旨味も増すそう……。
いくら紅茶に似た味がすると言っても、知らずに飲んでしまったらさすがに嫌な気分になってしまいそうです。
静岡県の特産であるお茶!普段の生活の中で当たり前のようにお茶を飲みますが、当たり前のことであればあるほど実は詳しく知らなかったりするものです。
お茶の歴史は非常に深く、今回紹介できた知識はごく一部であり、非常にわかりやすいものばかり。お茶の世界は深く掘り下げれば掘り下げるほど面白いものです♪♪
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