おはようございます。 強風も止んで穏やかな朝。 体が寒さに慣れたせいか比較的暖かく感じます。 雲一つない青空に映える富士山が美しすぎる…! ここしばらく雪の量はさほど変化ありません。 宝永山まで白くなると一段と迫力満点になりますね^^ 冬至も過ぎてだんだん夕方の日が伸びてきたように感じます。 まだまだ冬真っ盛りですが、今から春が来るのが楽しみ♪ 乾燥に注意して水曜日も頑張っていきましょう! それでは今日は“コートの寿命”について書いていきます。 冬の主役であるコートは、決して安い買い物ではありません。“一生モノ”と思って奮発して買ったコートを数年でダメにしてしまう人もいれば、手頃なコートを10年以上美しく着続ける人も。その差は、「寿命のサインを見極める目」と「日々のちょっとしたひと手間」にあります。 コートの寿命は一般的に3~5年といわれますが、素材によって経年劣化は千差万別です。まずは、お手持ちのコートが寿命のサインを出していないかチェックしてみてください。 ●ウール・カシミヤ(天然素材):寿命10年以上 適切に手入れをすれば長く付き合えるのが、ウールやカシミヤなどの天然素材。その寿命は10年以上ですが、以下のようなサインが出たら手放すときでしょう。 ・生地の痩せ: 全体的に生地が薄くなり、重さの割に寒さを感じるようになったら、繊維が摩耗して空気を含めなくなっている証拠です。 ・テカリの発生: お尻や肘など、摩擦が多い部分が鏡のように光ってしまう。これは繊維が押しつぶされて修復不能になった状態です。 ・深刻な虫食い: 数カ所の小さな穴なら修理可能ですが、全体に広がっている場合は、保管状況そのものを見直す時期といえるでしょう。 ●ダウンコート:寿命5~10年 軽くて暖かいダウンコートの寿命は5~10年といわれています。以下のようなサインが出たら手放すときです。 ・ボリュームの減少: 適切にクリーニングしてもふんわり感が戻らず、保温性が落ちてきたら、中のダウン(羽毛)が油脂の酸化で固まっています。 ・羽根の吹き出し: 生地のすき間から羽根が頻繁に飛び出すのは、ダウンを包む袋(ダウンパック)の劣化です。 ●本革(リアルレザー):寿命20年以上 本革のコートは、使い方によっては20年以上もつ優秀な素材です。しかし、以下のサインが出たら手放すときと考えていいでしょう。 ・表面(銀面)のひび割れ: 革が硬くなり、表面がパリパリと割れてしまった状態。革は肌と同じで、一度割れると元には戻りません。 ・カビの浸食: 繊維の奥深くまでカビの根が入り込み、専門業者でも異臭が取れなくなった場合は、健康面からも手放すべきです。 ●合成皮革(フェイクレザー):寿命3~5年 合成皮革は寿命が比較的短く、3~5年といわれています。そのため、以下のような寿命のサインがすぐに出てきてしまいます。 ・ベタつきや剥離: 表面がベタベタしたり、ポロポロと剥がれ落ちたりするのは、「加水分解」という避けられない化学反応です。これは着用頻度に関わらず、製造された瞬間からカウントダウンが始まります。 コートを長持ちさせるコツは、クリーニングに出すことよりも「日々の扱い」にあります。 ▼「1日着たら2日休ませる」 同じコートを毎日着るのは、寿命を縮める最大の原因といわれています。繊維は着用中の摩擦や汗の湿気で疲弊してしまうのです。中2日休ませることで繊維に含まれた湿気が抜け、押しつぶされた繊維が空気を含んで元の形に戻ろうとします。 ▼帰宅後すぐの「ブラッシング」 外から帰ったら、まずはブラッシングです。 ・ウール・カシミヤ: 繊維の奥に入ったホコリをかき出し、毛並みを整えることで毛玉の発生を防ぎます。 ・レザー: 柔らかい布で乾拭きし、付着した汚れを落とすだけで、カビのリスクを劇的に下げられます。 ▼「厚みのあるハンガー」を絶対条件に コートの重さを支えるためには、細い針金ハンガーは厳禁です。肩先に厚みがあるハンガー(理想は木製)を使うことで型崩れを防ぎ、美しいシルエットを維持できます。 よかれと思って行うクリーニングが、実はコートを痛めているケースもあります。 ・出しすぎは「乾燥」の元: クリーニング溶剤は汚れだけでなく、繊維に必要な「油分」まで奪ってしまうこともあります。基本的にはシーズン終わりに1回で十分です。 ・ビニールカバーは“即”外す: クリーニングから戻ってきた際のビニール袋は、そのままにしておくと湿気がこもり、カビや変色の原因になります。必ず外して、通気性のいい不織布カバーに変えましょう。 ・クローゼットに「すき間」を: ぎゅうぎゅうのクローゼットは、摩擦で毛玉を作り、湿気の温床になります。「拳1つ分のすき間」が、コートの呼吸を助けます。 素材別のコートの寿命とメンテナンスについてご紹介しました。まずは、帰宅した際の「10秒のブラッシング」から始めてみてください。その積み重ねが、5年後、10年後のコートの状態につながります。せっかく買ったお気に入りの1着。節約のためにも、ぜひ長く愛用できるようにしてくださいね。
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