【2025年12月17日 今日の富士山】

おはようございます。
早朝は隠れていた富士山ですが、8時頃から雲がとれ姿を現してくれました☆
まだ冠雪が残って綺麗な冬景色です。
朝の冷え込みが厳しく、ダウンや冬コートでないと耐えられなくなってきました。
これからもっと寒くなると思うと…冬眠したい気分です。
クリスマスまであと一週間。サンタさんたち、準備は順調でしょうか?
今月は今までで一番早く過ぎた気がします。
クリスマスが終わればあっという間にお正月。
今年も終わりが近づいてきました。
終わりよければすべ良しということで、体調管理を怠らず、残りの日々を有意義に過ごしていきましょう!
それでは今日は“ライオンゴロシ”について書いていきます。
地球上には、「百獣の王」と称されるライオンすら倒してしまう生物がいます。それは英語で「devil's claw」(悪魔のかぎづめ)、日本語では「ライオンゴロシ」という、じつにまがまがしい名前で呼ばれています。
「ハルパゴフィトン・プロカムベンス」という学名を持つライオンゴロシとは、じつは植物です。
アフリカ南部やマダガスカルの砂漠地帯に生育するゴマ科の植物で、「巨大な逆さに曲がったトゲを持つ植物」を意味する学名のとおり、鋭いトゲのある実が特徴です。
ライオンゴロシは、つる性の植物であり、乾燥地帯においてもその長く伸びるつるで他の植物に絡みつきながら成長します。
このつるは非常に柔軟で、地面を這うように成長しながら、他の植物や岩に絡みついてより高く伸びていきます。
また、乾燥した環境でも水分を効率よく吸収するために、根が深くまで伸びるように進化しています。
この根が乾燥地帯での生存を可能にしており、他の植物が枯れてしまうような状況でも、ライオンゴロシはその生命力を維持します。
木質の実は、本体の長さが約5センチメートル、幅は約2.5センチメートルで、本体からは先端にカエシのついたトゲが15本ほど生えています。
ライオンゴロシの最も注目すべき特徴は、その毒性です。
この植物には有毒なアルカロイドが含まれており、これが動物に対して非常に強い毒性を示します。
特に、草食動物やライオンが水分補給のためにライオンゴロシのつるや葉を食べることがありますが、その結果、動物は中毒症状を引き起こし、最悪の場合死亡することがあります。
また、ライオンがこの実を踏んでしまい、足にでも刺さってしまうと大変なことになります。歩くことが困難になり、口で外そうとしようものなら、今度は唇に刺さってしまう。
さらに、トゲの先端にカエシがついていることから、抜こうとしてもがくほどに深く食い込んでいく。食べ物を食べられなくなり、水を飲むことすら困難になり、ついには餓死することになってしまうのです。
ライオンゴロシの毒性は、動物だけでなく人間にも影響を与える可能性があります。
現地では、誤ってこの植物を食べたり、薬草として使用しすぎたりすると危険であることが知られています。
しかし、適切に加工した場合には、現地の伝統医学で薬草として利用されることもあります。
ライオンゴロシの毒性は非常に強力ですが、少量を適切に利用することで、人間にとっては有益な効果をもたらす場合もあります。
ライオンの死骸は、ほかの生き物に食べられることで土に還っていきますが、ライオンゴロシの実は、残った骨や大地にしみ込んだ血液などを栄養分として芽を出します。
自然界においては、他の植物と絡み合いながら成長し、乾燥した環境でも強く生き抜くその姿は、自然の驚異そのものです。
ライオンゴロシは、そのユニークな生態と過酷な環境に対する適応力によって、私たちに自然の神秘と驚異を教えてくれる存在です。

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