おはようございます。 早朝は雲隠れしていた富士山ですが、次第に雲の上から顔をだしてくれました! 雲海に浮かんでいるようで風情がありますね。 今日は日中も気温は低め。過ごしやすい1日となりそうです。 季節外れの三寒四温のような感じ。さらに台風の影響で気圧の変化も…くれぐれも体調にはお気をつけください。 明日から3連休の方も多いのではないでしょうか^^ 良い連休を迎えられるよう頑張って金曜日を乗り越えましょう! それでは今日は“フグの毒”について書いていきます。 フグには猛毒があります。これは、どんなに加熱しようが消えないテトリドトキシン(TTX)という神経毒で、人間が中毒を起こすと神経の伝達が遮断されて筋肉がマヒし、まず口や舌、指先が痺れ、やがて肺を動かす横隔膜まで動かなくなって呼吸困難となり、死に至ることもあります。 その致死量はわずか1~2ミリグラム。だが、フグはこれほどの毒を体内に持ちながら、なぜ自分の毒で死なないのでしょうか。 テトロドトキシンは、細胞の表面にあるナトリウム・チャネルというタンパク質 に強く結びつくことで毒として作用します。しかし、フグはそのナトリウム・チャネルのアミノ酸が変化する構造が普通の生き物とは違っていて、そのためテトロドトキシンが結合できない耐性があるのです。 フグの体にはほかにも、肝臓の中でテトロドトキシンを排出したり、血漿中のタンパク質がテトロドトキシンと結合して血中のテトロドトキシン濃度を減少させたりする機能があり、中毒を起こさないのです。 フグはこの毒を自分でつくっているわけではなありません。 テトロドトキシンは、有毒プランクトンなどの海洋微生物がごく微量ながらつくり出しており、それを食べた貝やヒトデの体に蓄積されます。そして、それをさらにフグが食べ、食物連鎖で濃縮された結果、肝臓や卵巣、内臓などに蓄えられているのです。 フグ以外にもテトロドトキシンを持つ生物は、進化する過程でナトリウム・チャネルに耐性型の変異を持ち、中毒を起こさなくなったと考えられています。 人工のエサだけを与えて育て、毒のないフグをつくる試みも行なわれています。 こうして育ったフグは、普通ならもっとも毒が多い肝臓の部分まで食べられるそうで、安全性が確認されれば、気軽にフグを食べられる日がやって来るかもしれません。
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