【2025年9月23日 今日の富士山】

おはようございます。
秋分の日ということでお休みの方も多いと思いますが、今朝も富士山を見ることができました^^
心地よい風とうろこ雲。いよいよ秋めいてきましたね!
日中も30℃未満の日が増えてきましたが、朝晩との気温差が大きいので体調を崩さないようお気をつけください。
秋はやっぱり果物が美味しい♪少しお高いけれどシャインマスカットを見るとつい買ってしまいます。
果物はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なので、毎日の健康習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
素敵な祝日をお過ごしください♪
それでは今日は“米の単位”について書いていきます。
お米を「買う」ときには、1kg・2kg…のように「kg」という単位が使われています。しかし、お米を「炊く」ときには1合・2合…のように合」という単位を使いますよね。
お米にはなぜ、数える単位が2種類あるのでしょうか?
昭和初期まで、お米は売るときも炊くときも升を使って計られ、単位も「合」という1種類だけでした。
ところが、昭和34年の法律改定によって、「合」のように日本に古くからあった単にの使用は禁止され、国際的な単位を使うよう定められます。
国際基準では、お米を売り買いする“商取引”の際には量を「重さ」(kg)で判断していました。そのため、それまでは升を使って「体積」(合)でお米を計っていた日本でも、国際基準に合わせて「kg」が使用されるようになったのです。
しかし、「合」という単位の使用が禁止されたにもかかわらず、現在もお米を炊くときに1合・2合と数えるのはなぜなのでしょうか。
その理由は、各家庭へ電気炊飯器は普及したことと関係していました。
昭和34年の法律改定を受けて、炊飯器を製造する際にも「合」という単位が廃止され、体積を表す国際基準である「cc」が使われるようになります。
料理用計量カップの容量が200ccに統一されたタイミングだったこともあり、「cc」を基準として製造された炊飯器は、1杯でちょうど200ccとなる「お米専用計量カップ」と一緒に販売されました。
ところが、「cc」を基準とした炊飯器でお米を炊くときに、付属品の「お米専用計量カップ」を使わず、使い慣れた升でお米を計る人が続出。「お米専用計量カップ」が1杯200ccであるのに対し、升1杯(1合)は180cc。
升でお米を計ると1合につき20ccずつお米の量が少なくなるにもかかわらず、炊飯器の表示通りに水を入れて炊く人がたくさんいました。
お米に対して水が多すぎるため、炊き上がったお米はべちゃべちゃに。
炊飯器メーカーには、お客さんからのクレームが殺到します。
この出来事を受け、炊飯器メーカーは「cc」を基準とすることを中止。
昭和54年以降に発売された炊飯器は、多くの家庭で馴染みのある「合」を基準とする仕様に戻りました。
そのまま「合」を基準として製造・販売されている炊飯器が大多数であるため、お米を炊くときの量は“kg”や“cc”ではなく、現在も「1合・2合…」と数えられています。
お米の数え方が複数ある理由は、昭和34年の法律改正や炊飯器の誤った使い方に隠されていました。「cc」と「合」も混乱しがちですよね。
和食を食べるときに話すと喜ばれる雑学かもしれません。

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