【2024年12月24日 今日の富士山】
クリスマスイヴの今朝も快晴!
白富士ではなく朝陽を浴びた紅富士をお届けします☆
毎日見ていても、くっきり鮮明に見えると「おぉ!」となりますね。
朝からテレビでクリスマスソングが流れ、ワクワクしながら朝支度をしました^^
今年のクリスマスは平日のため、わりとシンプルに過ごされる方が多いかもしれません。
イルミネーションやディナーで外出する方は風邪をひかぬようお気をつけください。
今夜はサンタさんが大忙しですね!自分にも来てくれないかなー…。
寒いので背中を丸めて歩いてしまいますが、顔を上げて一歩ずつ!今日も頑張っていきましょう!
それでは今日は“クリスマスの雑学”について書いていきます。
クリスマスによく使われるクリスマス・カラーと呼ばれる色は、赤、緑、金、白の4色です。これらの色にはそれぞれ次のような意味があるそうです。
【赤】
キリストが生まれたときに次々に実を結んだという言い伝えのあるリンゴの実や、ヒイラギの実の色。キリストが十字架で流した血の色を象徴します。
【緑】
モミの木など常緑樹の葉に由来する色。永遠の命、 希望などを表します。
【金】
キリストが生まれたときに、ひときわ大きく輝いたと言われるベツレヘムの星の輝き。それに高貴さ、大切さといった意味が込められています。
【白】
雪の白。清純さと潔白さを表します。
クリスマスという言葉は“Christ+ mass”(キリストのミサ)という意味で、キリストの生誕を祝う日としてキリスト教圏では祝祭が行われます。
実は、キリストが生まれた日は聖書には記されておらず、クリスマスを祝う習慣も昔はありませんでした。
12月25日をキリストが生まれた日としてこの日に祭りを行うようになったのは、キリストの死後、350年もたってからのことです。
また、プレゼントを贈る習慣は、「聖ニコラスの日」から始まったと考えられています。12月5日の夜に、天からロバに乗ってやって来る聖ニコラスを、子どもたちは暖炉の前に靴や靴下を置いて楽しみに待ちます。
この習慣が、やがてクリスマスに受け継がれるようになったようです。
クリスマスにプレゼントをくれるおじいさんとして親しまれているサンタクロースは、3世紀に実在した聖ニコラス(St. Nicholas)がモデルになったものだといわれています。
聖ニコラスは西暦280年ごろ、現在のトルコに生まれました。やがて成人して司教(bishop)になると、多くの奇跡を起こして人々を救い、皆の尊敬を集めたということです。
特に子どもを愛した聖ニコラスは、子どもたちにたくさんの贈り物をしたことで知られ、亡くなった後も子どもたちの守護聖人(patron saint)として慕われ続けました。
彼が亡くなった12月6日は、その後「聖ニコラスの日」と呼ばれるようになり、そのイブには、長いコートを着て、杖を片手に持ってロバに乗った聖ニコラスが、良い子にごほうびを届けるという言い伝えが生まれました。
Santa Claus(正確にはサンタクロー「ズ」と発音)という名前は、オランダ語の聖ニコラス(Sinterklaas)が英語になまったもの。これは、クリスマスの習慣が、主にオランダ系プロテスタントによってアメリカに伝えられたことに関係します。
森から木を抜いてきて、家の中にクリスマスツリーを飾るという習慣は、今から400年ほど前、ドイツで始まったといわれています。
厳しい冬にも豊かな緑を付けているモミの木を家の中に飾るということは、人々にとって若々しい生命を家に呼び入れることを意味していました。
それがやがて、その気に明かりをともして飾りを付けるようになり、その周りに家族が集まりお祈りをしたり踊ったりするようになっていったのです。
また、ツリーのてっぺんに飾られる金の星は「ベツレヘムの星」を意味しています。この星はキリストが生まれたときに明るく輝き、まだ赤ん坊だったキリストをひと目見ようとした賢者たちを、生誕の地ベツレヘムに導いたとされます。
そのため、この星は「ベツレヘムの星」と呼ばれ、クリスマスのシンボルとなっているのです。
実は昔は、サンタクロースのイメージというのは決まっておらず、体つきも服装もさまざまでした。太って白いひげを生やした、現在のサンタのイメージが定着したのは、19世紀になってからのことです。
アメリカの聖書学者クレメント・クラーク・ムーア(Clement Clarke Moore)の詩の中で、始めて今のような姿に描写され、それをトーマス・ナスト(Thomas Nast)という画家が絵にしたことから、一気にサンタクロースのイメージは固まっていきました。
それ以降、サンタクロースはずっと同じ赤と白の服を着て、ベルトを締め、足にはブーツを履いています。白いフサフサのひげとまゆは、聖ニコラスから譲られたイメージだと考えられます。
また、赤と白のローブは伝統的な司教の衣装であることから、サンタの衣装の色も、やはり聖ニコラスに由来するものだといわれています。
そして、このサンタのイメージを広く一般に定着させたのは、コカ・コーラの宣伝でした。20世紀半ば、愛敬満点のサンタが登場する広告が、クリスマス時期になると雑誌などをいろどり、赤と白の衣装のイメージは多くの人の心に刷り込まれました。
真っ白い雪が降る夜に、サンタクロースがトナカイの引くソリに乗ってみんなのところにやって来るという話は、前出のクレメント・ムーアが1832年に発表したものです。
「クリスマスのまえのばん」(’Twas the Night Before Christmas)という詩に登場するトナカイは8頭で、名前はDasher(動きの速いもの)、Dancer(踊るもの)、Prancer(踊りはねるもの)、Vixen(口やかましいもの)、Comet(ほうき星)、Cupid(キューピッド)、Donner(ドイツ語で稲妻)、Blitzen(ドイツ語で輝くもの)でした。
私たちがよく知っている赤い鼻のトナカイ、ルドルフ(Rudolph)が、これに加わったのは1939年のこと。シカゴのモンゴメリー・ワード(Montgomery Wardという百貨店が、販売促進のためにこの新しいトナカイの話を発表したところ(誰もがよく知るあの歌の詩です)、一躍有名になって愛されるキャラクターとして定着しました。
以来、ルドルフは9番目のトナカイとして、それまで知られていた8頭のトナカイたちの戦闘に立って、サンタのソリを引くようになったのです。
キリスト教圏の人たちがクリスマスを祝うときに欠かせないと考えているものを、いくつか紹介します。
・ジンジャークッキー(gingerbread cookies)
星やハート、人、ブタなどの形をしたジンジャー(しょうが)入りの茶色いクッキーは、関連ははっきりとはわかっていませんが、クリスマスを代表するお菓子のひとつです。また、人の形をしたものはgingerbread manと呼ばれて、親しまれています。
・クリスマス・プディング(Christmas pudding)
キリスト教では、12月25日の4週間前の日曜日から24日までをアドヴェント(Advent、降臨節)と呼び、クリスマスの準備をします。その最初に作るのがクリスマス・プディングで、中にはたくさんのフルーツのほかに、きれいに磨いたコインを1枚入れます。切り分けたときにこのコインに当たった人は、次の年に幸運なことが起こると考えられています。
・キャンディーケイン(candy cane)
杖の形をしたキャンディーはキリストの生涯を表しているといわれています。ストライプの赤は十字架にかけられたキリストが流した血で、白はキリストの清浄さを意味しています。
クリスマスとは直接つながりはありませんが、冬の季節に欠かせないものと言えば雪だるまです。
私たち日本人が作る雪だるまは、頭と胴体部分の2つの丸い雪のかたまりでてきていますが、欧米では3つのかたまりで作られるのが一般的です。一説には日本の雪だるまの形は「だるまさん」をモデルにしているので今の形になったのだとか。そういわれてみると、この2つは確かに似ている気がします。
また欧米では、雪だるまの鼻はニンジンで作られるのが一般的で、みんなとがった高い鼻をしています。
クリスマス雑学が、ご家庭での楽しい会話の一助になれば幸いです。
素敵なクリスマスイブの時間を過ごしてくださいね♪
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