【2023年10月10日 今日の富士山】

おはようございます。
日曜日から降り続いていた雨も上がり、空気が澄んで清々しい朝です。
富士山は未だ山頂が雲で隠れてしまっていますが、次第に全貌が見えてきそうです。
また雪化粧しているのでしょうか?楽しみですね^^
今週は晴れの日が続く予報なので、富士山が見られる日が多そう。
日中の気温も落ち着いてきました。季節の変わり目で体調を崩さないようご注意を。
連休明けの火曜日もゆっくりと慣らしていきましょう!
それでは今日は“マツタケ”について書いていきます。
秋はきのこが美味しい季節。そんんなきのこの中で、秋の味覚の代表格として知られているのがマツタケです。
マツタケは他のきのこと比べてかなり高額ですが、その理由はご存知でしょうか?
マツタケが高値で取引される理由のひとつは、人工栽培ができないという点にあります。スーパーなどで大量に並んでいるシイタケやエノキなどは、腐朽金という菌類で、枯れた木を分解し、その栄養を吸収して育ちます。
つまり、倒木や木の切り株で育つのです。対してマツタケはアカマツなどの生きた樹木の根と共生し、お互いに栄養などのやりとりをして育ちます。
マツタケを人工的に発生させるには、アカマツの根にマツタケの菌糸を感染させ、そこから安定的にマツタケを発生させる技術が必要ですが、まだ開発されていません。
菌根菌のなかでも人工的に発生させられるきのこもありますが、マツタケはその生態が謎に包まれている部分が多く、まだまだ研究中だそう。
また、マツ林での自然発生量も年々減っているため、値段が高額になってしまったのだとか。
近年の地球温暖化の影響もあります。夏の猛暑で日照り焼きになったり、その後台風が来たりすることで、繊細なマツタケは育ちにくくなっています。また、病害虫でアカマツが減っていることも関係しています。
マツタケの収穫時期になると、採取者である業者が山の持ち主に入山料を支払ったうえでマツタケを探すため、多くのお金と労力もかかります。
また、マツタケは冷凍保存ができないことから、香りを楽しむため国内の旬のものに需要が集まる一方で、欲しい人が多く生産が追いついていない現状があります。
輸入されたマツタケは比較的安価に購入できますが、輸入品のマツタケは土を洗い落とさなくてはならない法律があるため、香りがどうしても落ちてしまうのがデメリット。
国産のマツタケの発生量は減っていますが、需要は変わらないので値段が高騰しやすいのです。
一部ではマツタケの人工栽培の研究も進められているため、近い将来国産のマツタケを安価に入手できる日が来るかもしれません。
期待して待ちつつ、今年もマツタケをはじめとした秋の旬の味覚をぜひ家庭で楽しんでください。

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