【2023年9月24日 今日の富士山】
また急に涼しく秋の空気になりました。このところ不安定な天気が続いていたので、久しぶりに富士山を見た気がします。
くっきり濃い青色が力強さを感じますね。
日中は30℃をきりますが、それでもこまめな水分補給を忘れずにおこなってください。
今日は9月最後の日曜日です。何をするか予定は決まっていますか?
体調を崩さないよう気をつけながら、素敵な週末を過ごしてくださいね^^
それでは今日は“畳”について書いていきます。
9月24日は「畳の日」。冬の衣替えを前に、畳を上げて大掃除をする日として、全国畳産業振興会が制定しました。
そんな畳にまつわる、ある疑問が。畳には、「縁を踏んではいけない」という行儀作法がありますが、なぜなのでしょうか。
畳の縁を踏んではいけないのは、畳がもとは貴族など地位の高い人の物だったということと、畳の構造上、縁を踏むと傷んでしまうからという理由が考えられます。
実は、畳は日本独自の敷物。その原型は縄文時代にすでにあり、稲やワラを編んだゴザのようなものです。現在の畳に似た構造になったのは平安時代で、最初は床材ではなく板床の上に置いてベッドのように使う寝具でした。
使っていたのは、平安時代の貴族たち。位によって、縁の柄や色が違っていたそう。
つまり、縁を見れば誰の畳かわかります。身分を示すものを踏むと、相手を侮辱することになるので、避けられたと考えられます。また、その後の鎌倉、室町時代では武士のお屋敷で床全体に畳を敷き詰めるように。縁には家紋を入れることもありました。
家紋を踏むのも、もちろん相手の家を軽んじる行為とされ、その風習がいまも残っているのではと考えられます。
また、縁の本来の役割は、畳を補強すること。畳はムシロを何重にも重ねて作り、その周りに縁を縫い付けて補強しています。
現代の畳は丈夫ですが、補強している部分を踏むと畳が傷んでしまいますから、構造的にも踏むのはよくなかったのではと思います。
畳にはいろいろな敷き方があるのですが、4畳半の場合縁起の悪い敷き方があるので気をつけなければなりません。
卍型の敷き方は「切腹」が行われた縁起の悪い敷き方なのです。
4畳半の半畳を中央に敷く方法もありますが、こちらも敷き方に注意が必要です。半畳の畳を中央に、他の畳を左回り(卍型)に配置する敷き方は、「切腹の間」と呼ばれます。これはかつて、武士が切腹する際に用いられた畳の敷き方です。
事が終わった後、真ん中の半畳を取り換えることでスムーズに事後処理ができるため、この敷き方が採用されていたといわれていますが、現在では非常に縁起が悪い敷き方として避けられています。なお、畳を右回りに配置すると「茶室」の敷き方になります。
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