【2023年4月14日 今日の富士山】

おはようございます。
いつもに増して霞んだ空。カメラのレンズが曇っているのかと思うほど、ぼやっとした富士山が見えてます。
まだ黄砂の影響があるのでしょうか?肌や喉など守るために外出時はマスク、そして手洗いうがいなど念入りに行ってくださいね☆
明日は天気が崩れるようなので、富士山とはしばしお別れになりそう。
金曜日、ラストスパートで頑張っていきましょう!
それでは今日は“老眼”について書いていきます。
「目は口程に物を言う」と言われるように、私たちは目を通して心や体のさまざまな変化を読み取っています。
そして、私たちが外から得る情報は視覚によるものが約80~90%と多く、聴覚や嗅覚、味覚、触覚をあわせてもわずか10~20%程度に過ぎません。このように、視覚による情報が圧倒的に多いことからも、いかに目が大切な器官であるかがわかります。
しかし、歳を重ねるごとに、誰もが目が見えづらくなる可能性をもっています。それが、老眼です。
なぜ、加齢によって老眼になるのでしょうか。
まずは、目で物を見るメカニズムについてみてみましょう。目は光の情報を集める器官です。「瞳孔」という窓が明るいところでは小さく開き、暗いところでは大きく開いて光が入る量を調整しています。そして、瞳孔から入った光は、角膜と水晶体の2枚の透明なレンズを通過します。この時、角膜と水晶体で2回屈折することによって一番奥にある網膜に像が映し出されます。網膜の中央部にある黄斑が視覚の中心を担っていますが、網膜は眼球の奥全体に広がっているため、上下左右の広い範囲を見ることができます。
そして、物を見るときにピントを合わせているのが毛様体です。近くを見るときは毛様体が緊張して毛様体小帯の筋肉が緩んで水晶体を厚くし、遠くを見るときは毛様体小帯の筋肉が緊張して水晶体を薄くすることによって、光の屈折率を調整してピントを合わせます。さらに、虹彩によって光の量を加減しています。このようなメカニズムによって、どんな距離のものを見てもくっきり映し出すことができるのです。
目の仕組みをカメラに例えるならば、カメラのボディは強膜で、シャッターはまぶた、フィルターは角膜、レンズは水晶体、しぼりは虹彩です。
フィルムは網膜にあたりますが、網膜に像が焼き付けられることはなく、常に変化しています。
このメカニズムを踏まえたうえで、年齢とともに視力が低下する理由として、加齢によって水晶体が硬くなってしまい、毛様体が水晶体の厚みを変えられなくなることが挙げられます。そして、目のオートフォーカス(自動焦点)機能が低下することによって、スムーズにピントが合わせられず、近くのものが見えにくくなる状態が「老眼」となります。
目の神経と体の神経は密接に関係していて、目の神経が疲労すると目の頭の周りにある筋肉や首筋の筋肉が緊張して血行が悪くなります。
そのため、老眼になっても、「無理をすれば何とか見える」と我慢していると、頭痛や肩こり、吐き気などの症状が現れることもあるので、老眼鏡や遠近両用メガネなどで矯正するなど早めに対処しましょう。
老眼の症状がまだ現れていないという方には、早めの対策をおすすめします。ピントを調整する毛様体筋の力は、何もしなければ加齢とともに衰えていきます。普通であれば、45歳頃には老眼鏡が必要となります。しかし、刺激を与えて鍛えることで、老化の進行をゆるめて遅らせることができるのです。下記が10秒でできるトレーニング方法です。
① メガネやコンタクトはつけている方はそのまま、遠くが見える状態で行ってください。
② 目の前15cmのところに指やペンを立て、その先端にピントを合わせてください。
③ 次に、②でピントを合わせた先端の後方にある遠くのものにピントを合わせてください。
④ そして②と③を2秒ずつ繰り返してください。
⑤ この④の繰り返しを5往復行ってください。
⑥ 空いた時間に1日10回行ってください。毎日続けることが肝心です。
老眼は、ほとんど誰もが経験する老化にともなう症状です。その症状の進行を遅らせるために毎日の生活の中で、1時間に1回遠くにピントを合わせてみるなど意識的に目を動かし、ストレッチすることを心がけましょう☆

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