【2023年3月3日 今日の富士山】
昨日と変わって空気が冷たくて肌寒いです。 春と冬を行ったり来たりですね。 今朝は曇り空のため、上半分が雲に隠れている富士山。
日中は晴れて時機に姿を見せてくれそうな予感!期待して待ちます^^
金曜日!寒暖差で体調を崩さないよう気をつけながら、もう一踏ん張り頑張っていきましょう!
さて、今日は桃の節句“ひな祭り”ですね。
ひな祭りのルーツは、古代中国で行われていたお払いの儀式です。
日本でのはじまりは平安時代。貴族の間では、小さな人形を「ひな」「ひいな」と呼んで小さな女の子たちが遊んでいました。源氏物語や枕草子にも登場しているので、広く知られた遊びだったことが分かります。
ひな祭りの形ができたのは室町時代の後期のようです。ヒトガタを川に流していた流しびな的な習慣と、貴族のひな遊びが結びついて、ひな祭りが誕生しました。
そんなひな祭りに食べる物はみなさんご存知だと思います。
意味を理解して食べることで、より運気がアップしやすくなりますよ。
1、ひなあられ
「ひなあられ」はひな祭りのお菓子として代表的な食べ物ですが、元々はその年の吉凶を占うために作られていたという説があります。
ひなあられは、本来お米をゆっくり炒って作ります。上手に炒るとお米がポップコーンのようにはじけて、まるで白い花が咲いたかのような姿になるのです。このとき、お米が大きくはじけると大吉、そうでなければ凶という風に占っていたそうです。
技術が進んだ現代では大きくきれいに弾けたものしか市場に出回らないので、ひなあられはすべて大吉と言えるでしょう。とても縁起がいいので、ぜひ食べてみてください。
2、ハマグリのおすまし
ひな祭りには、ハマグリをお吸い物やおすましにして食べる習慣があります。
ハマグリというのは2枚で1組の貝で、最初から対になっている片割れとしかぴったり重ならないことから、運命の2人を表す食べ物であると考えられるようになりました。
ハマグリは漢字で「蛤」と書きますが、まさにこのことを表しているような字と言えるでしょう。
ちなみに、「磯の鮑の片思い」といって、同じ貝でもアワビは結ばれない2人を表します。そのため、豪華にしたいからといってアワビでお吸い物を作るのは考え物かもしれません。
3、菱餅
3色に彩られた美しい菱餅も、ひな祭りを代表する食べ物です。諸説ありますが、緑は春に芽吹く草を表し、白は純潔な心、そして赤は桃の花を表しているとされています。
菱餅は、古来宮中でお正月に食べられていた菱葩餅(ひしはなびらもち)がルーツともいわれており、歯固めの儀式に由来していると考えられています。
ひな祭りの日にはそんな菱餅を食べるのもいいですが、この菱餅の色合いを参考にしてお粥などを作って食べるのも、健康と長寿への良い祈りとなるでしょう。
4、五目寿司
五目寿司も、ひな祭りのごちそうとして人気ですよね。五目寿司の代表的な具材であるレンコンは、穴が開いていて見通しがきく、もしくは恋愛結婚につながるとも言われています。
いろいろな語呂合せがありますが、何より大切なことは、いろいろな具材を食べて健康になること。四角いイメージが強い五目寿司ですが、丸い形に作って可愛らしいケーキのようにして食べるのもおすすめです。
5、白酒
白酒というと甘酒のイメージが強いかもしれませんが、元々は桃の花を浮かべた桃花酒を飲む風習があったようです。桃の花が入ったお酒には魔除けの効果があると考えられており、縁起のいい飲み物とされていました。
そのため、ひな祭りには桃の花の入ったお酒や、桃のリキュールなどをたしなむのもいいでしょう。未成年の人やアルコールを飲まない人は甘酒やノンアルコール、もしくは桃のジュースなどを口にしてみてはいかがでしょうか。
ひな祭りの食べ物には、古来よりさまざまな意味が込められています。その食べ物に込められた意味に思いをはせながら、今日は縁起のいい食べ物を味わってみてくださいね。
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