【2023年2月17日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝も空気がひんやりしていて寒いですね。春の陽気になったり冬の寒さが戻ったり忙しい時季です。
雲のない快晴でばっちり富士山が見えました♪
まだまだ真っ白雪化粧です^^
日中は昨日より暖かくなりそうですが、乾燥と花粉には注意が必要ですね!
私は声が枯れてしまっているのでのど飴が必須。龍角散を求めコンビニをはしごしました。品薄なのはこの時期だからでしょうか?
みなさまもお肌や喉の保湿をして乾燥対策万全にお過ごしください☆
金曜日もラストスパートで頑張っていきましょう!
それでは今日は“偽痛風”について書いていきます。
若年層にも発症のリスクがあるといわれる痛風。激痛を伴うことが知られているため、発症におびえる人も少なくないでしょう。
一方、よく似た名前の「偽痛風(ぎつうふう)」という病気も存在します。
そもそも痛風とは、血液中の尿酸値が上昇し、飽和溶解度を超えることで関節内に生じる「尿酸塩結晶」を、白血球が処理する際に起こる急性関節炎のことです。医学的には痛風、あるいは『痛風発作』といいます。
症状としては関節の痛み、腫れや赤み、熱感が生じます。主に、足の親指(母趾)の付け根の関節に起こることが多いですが、足関節や足の甲、アキレス腱や膝関節、手関節などにも起こることがあります。原因はさまざまですが、暴飲暴食や肥満、激しい運動などをしている人、また20歳以上の男性に多いとされています。
一方、偽痛風も痛風と同様に急性の関節炎を生じますが、その症状は尿酸ではなく、ピロリン酸カルシウムの結晶によるものです。関節の痛み、腫れや赤み、熱感など臨床症状が似ているため、『偽痛風』と表現されます。
基本的に、痛風と偽痛風はいずれも『結晶誘発性関節炎』というもので、同様のメカニズムで腫脹や痛みを招いているものと思われます。そのため、偽痛風の痛みについても、痛風と同様だと考えられます。
痛風との共通点としては、急に起こる関節症状が挙げられますが、発症部位として主に膝関節に起こりやすいという違いがあります。ただし、発症における明確な原因は分かっていません。
偽痛風は高齢者に起こりやすいといわれています。ある報告では、偽痛風と診断された患者さんの平均年齢が72歳であったとのことです。男女差は特にありません。
痛風と違い、明らかな原因が分かっていないため、基本的には対症療法が主体となります。具体的には、鎮痛薬の内服(非ステロイド性抗炎症薬)や外用剤、関節液の排出、ステロイド注射などを行います。症状が強く、日常生活に支障が出るようであれば、病院を受診して適切な治療を受けるのがよいと考えられます。
なお、原因不明のため再発することがありますが、原因にアプローチして完治させることはできないため、症状の出現に応じて対応することになります。
繰り返しになりますが、偽痛風は明確な原因が不明のため、予防法はありません。発作が出た際には患部の安静を図り、必要に応じて医療機関を受診するようにしてください。

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