【2023年2月3日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝の天気は曇り。日差しは乏しいですが、寒さは控えめです^^
富士山は雲でほとんど見えず・・・寂しいですね。
そんな今日2月3日は節分♪
みなさん恵方巻きと福豆を食べるご予定でしょうか?
今年の恵方は南南東のやや南。限りなく南に近いということですね!
子どもの頃は喜んで豆を食べていましたが、今は歳の数だけ食べるのはきつくなってきました。
豆やナッツ類は窒息の恐れがあるので、5歳以下の子どもには食べさせないよう注意してくださいね。
福と健康を願って素敵な節分をお過ごしください♪
それでは今日は“鬼のパンツ”について書いていきます。
節分や昔話に登場する鬼を思い浮かべてみると、虎柄のパンツを履いていますよね。なぜ虎柄のパンツを履いているんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?
虎には強いイメージがあるので、そのパンツにしてしまった鬼はもっと強いことをアピールしているのかなと考えた人もいるかもしれませんね。
まず、節分とは「季節を分ける」という意味があります。
季節を分ける日は、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことで一年に4回あります。
節分の豆まきは、もともと中国から伝わってきた「追儺(ついな)」という風習に由来しており、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられているため、その鬼を追い払う儀式として慶雲3年(706年)に宮中で初めて行われたそうです。
室町時代頃には、冬から春になる時季を一年の境目とし「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大事な日として特に重要視され、豆をまいて鬼を追い払う行事として庶民にも定着していきました。
そして一般的に節分というと春の節分のことを指します。
中国から伝わった「追儺」は、陰陽五行説に基づいて行われました。
陰陽五行説とは、自然界のあらゆるものを「陰と陽」に分け、さらに五行思想の「自然界は木、火、土、金、水の5つの要素から成っている」という考え方が結びついたものです。
陰陽五行説では、鬼が出入りする方角は北東とされ、鬼門といいます。
私たちが普段、生まれ年などで使っている「十二支」は、方角に当てはめることができ、鬼門である北東は丑と寅の間ということになり、鬼門=北東=丑寅の方角になるのです。
これを「頭が牛(丑)で下が虎(寅)」と考え、鬼の角は牛(丑)の角を表し、虎柄のパンツは虎(寅)を表しているのです。
ただ、中国から伝わってきた時点では、鬼は虎柄のパンツを履いていなかったそう。
日本に伝わった際に「虎」の要素が足されたと考えられています。地獄を描いた鎌倉時代の仏教画には、虎皮のパンツを履いた鬼が登場しているのですが、仏教では、現世で悪いことをすると地獄行きになるという教えがあります。
民衆には地獄は怖い場所というイメージを与えるためにも、当時の日本人に身近で強い動物で、「鬼門」に関係のある「虎」の要素も入れ込んだのです。
鬼門である艮の方角に桃の木を植えると、災いを防ぐとも言われています。桃にも邪気を祓うパワーがあるのですね!
今日は豆や恵方まきだけでなく、部屋に桃の花を飾って新春のスタートをするのも良いかもしれませんよ。

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