【2023年1月12日 今日の富士山】

おはようございます。
今朝も冷えましたね。上空には雲が多めですが、富士山は綺麗に見えています^^
昨日の暖かさで雪が溶けてしまったのか少し減っている気がします。青い地肌が目立ってきてますね。
週末にかけて昼間は春の陽気となるようなので、融雪や雪崩、増水にご注意ください。
東京都心の記録によると21日連続で無降水日数が継続していて、過去2番目の長さとなっています。14日の土曜日まで無降水ならば、66年前の1位の記録に並ぶようです。かなり空気がカラカラ状態なので、引き続き火の元、火の取り扱いにご用心を!
正月休みと三連休明け仕事には慣れてきましたか?無理せず徐々に慣らして自分のペースでいきましょう!
それでは今日は“Z世代”について書いていきます。
いつの時代も「ゆとり世代」や「ミレニアル世代」のような「〇〇世代」という呼び方が存在していますが、最近だと「Z世代(ゼット世代)」の言葉を聞く機会が増えてきました。
何となく「若い世代を指す言葉」ということはわかっても、「Z世代の意味は?」「特徴は?」「なぜZ世代というのか?語源は?」「他の世代との違いは?」と問いかけられたら、上手く答えられない方も多いのではないでしょうか。
Z世代の語源・由来はアメリカから伝わってきました。世代分類を指す言葉です。
広がったのはアメリカの「ジェネレーションZ」から来ていて、そこからZ世代という言葉で日本国内で広がりました。
読み方はそのまま「ゼット世代」です。
年齢は明確に定義されていませんが、「1990年半ばから2010年代生まれの世代」を指すことが一般的です。
実年齢としては、大体25歳以下の若い世代を指すことが多いです。
Z世代は情報に多く触れているため、ミドル世代以上と比べると様々な面で違いがあります。もちろん個人差はありますが、傾向として以下のような特徴があると言われています。
(1)マスメディア離れが顕著。インターネット環境での情報収集が当たり前のZ世代。
特徴として真っ先に挙がるのは、情報収集の違いです。 Z世代はテレビの視聴時間よりもYouTubeやSNS等のインターネット利用時間が多く、年代が若くなるほど顕著です。
Z世代は新聞やTVといった媒体から離れており、Webメディアでの情報収集が当たり前の状態になっています。
TVや新聞などの媒体は「自分自身が興味がない情報も多々入っている」ことがあり、情報過多の環境で育ったZ世代には「自分にとって不要な情報を取捨選択する」というスキルに長けている傾向があります。
そういった事もあり、Z世代には自分自身に必要な情報を得やすい、Web媒体利用が進んでいったのでしょう。
(2)社会問題への関心が高い傾向がある。
Z世代は、それ以上の世代と比べて、社会問題への関心も強い傾向があります。
SDGsに代表されるような環境問題への取り組みや、多様性に関する考え方に若いうちから触れていることや、東日本大震災などの災害にも接しており、そういった問題への関心が高い傾向があります。
バブル世代などと比べて、現実的な暮らしに重きをおくリアリストが多い傾向があるでしょう。
(3)ブランドに対するこだわりがあまりない。
一般的に言われる多様性の中に含まれるかもしれませんが、例えば「親から勧められた商品」「昔から知名度の高い会社の商品」よりも、「自分の価値観に合うかどうか」といった視点を重視する傾向があります。 SNSの交流や情報発信の場が身近にある事が影響していると考えられ、企業のブランディング戦略にも変化が必要な時代になっています。
1980年から1995年の間に生まれた世代と定義されているのは、ミレニアル世代。大体25歳から40歳ぐらいの世代を指しています。
この世代は「IT化・デジタル化が進んだ時代」で育っていて、インターネット環境の変化やサービスの変化に触れながら育っており、ITリテラシーの高い世代とも言われています。
Z世代は不況の時期に育っており、経済的なプレッシャーを受けている環境下で育つ人が多い存在しています。
ミレニアル世代は好景気の時代もあったため、そういった育った環境の違いがショッピングへの投資の仕方に違いが出たり、商品へ求める要素の違いに影響が出るようです。
また、Z世代は「貯金・貯蓄や支出を控える傾向」があり、買い物への意欲は「どれだけお買い得なのか」という点を重視する傾向があると言われています。
それに対してミレニアル世代は購入自体に興味を持つ傾向があり、育った時代の景気が影響していると考えられています。
Z世代の次は「アルファ世代」と呼ばれています。「ミレニアル世代の子どもたち」として知られており、一般的に2010年代以降に生まれた世代を指しています。
Z世代はラテン文字の最後に当たるZであり、次がありません。そのため、ギリシャ文字の最初に当たるα(アルファ)を採用し、新たな時代の始まりをイメージした世代名として考案されました。
今後はZ世代が消費者として続々と進出してきます。Z世代はあと20年後には27歳~46歳になります。
社会人として仕事を始めるZ世代、その上司もZ世代、会社の社長もZ世代かもしれません。近い将来、Z世代の考え方や趣味趣向に着目しないと利益に繋がりづらい日が必ずやってきます。
会社側がZ世代について理解していないと、採用や定着も厳しくなるでしょう。
そう考えると、一つの区分けとして、Z世代が注目される理由にも納得できるのではないでしょうか。
今後はより一層Z世代の特徴・他の世代との違いを理解していく必要がありそうですね。

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